今回の一般質問で「思いやり行政」と題して6件の質問をした



ひところ「お役所仕事」という言葉が流行った



意味はというと、役所というところは意見、要望、要請があってもなかなか取り組んでくれないことを皮肉っての言葉だった



「すぐやる課」を設置している自治体もあるという



お役所仕事をなくして、住民の要望等に対して素早く取り組むという課だ



北中城村役場も決して仕事が早いとはいえない



機会があれば、「すぐやる課」の設置を提案しようと考えている



今回の「思いやり行政」の質問は、「取り組みが遅い」ことの指摘と、もっと住民の立場に立った行政をしてもらいたいがための質問だ



その一つが百登保育園入り口の歩道整備の件だ



百登保育園から県道(のち村道となる見込み)に出ると、前も右も左もどちらにも歩道がない



いったん、車道に出ない限り歩道はないのだ



昨年の1月、自治会、役場、沖縄警察署、住民が現場に立ち会い横断歩道設置の相談をした



結果は、横断歩道の設置は、諸事情により認められなかった



しかし、歩道がない危険性は認められ、改善されることになった



その後の3月の定例会でも、保育園児が週に数回、散歩に出かけており歩道の改善は必要だと認識された



あれから1年5か月、まだ改善されず危険な状態は続いている



今議会での答弁は、「補正予算で工事費が認められた」ので近々工事が着手されるようだ



危険を認識しながら対策を後延ばしにするのは「思いやり行政」とは言えない



北中城村には住民の安全安心を優先する行政を求めたい






保育園入り口から手前の残地(歩道になる予定)の間にはパイプの柵がある

残地へ出るには、いったん、車道に出ることになる
上方からくる車には下り坂で左カーブ、見通しが悪い

非常に危険だ