村議会は村長、役場職員とともに吉の浦火力発電所の見学に行った
同発電所は、電力の安定供給、地球温暖化防止に向け温室効果ガス削減を図ることを目的に、沖縄初の液化天然ガス(LNG)を燃料とするコンバインドサイクル発電方式を導入した
LNGとは天然ガスを液体にしたもの、主な成分はメタンで色も臭いもない
他の化石燃料と比較して二酸化炭素の排出量が少なく、また、大気汚染や酸性雨の原因となる硫黄酸化物やばいじんが全く排出されないほか、窒素酸化物の排出量も少ないことから「環境にやさしいクリーンな燃料」として高い評価を得ている
コンバインドサイクル発電とは、LNGの燃焼ガスの力で回すガスタービンとその排熱を利用した蒸気の力で回す蒸気タービンを組み合わせた複合発電方式で、同じ量の燃料からより多くの電気を作ることができる
その結果、二酸化炭素の排出も抑えられる
発電所見学の理由は、沖縄電力のアワセプロジェクトを学ぶためだ
北中城村はアワセゴルフ場跡地を防災拠点としての形成を目指している
イオンの物流・避難拠点、徳洲会病院の災害医療拠点、村の避難拠点(村はアリーナとしているが、私はアリーナである必要はなく、村民体育館でも可能と考える)
沖縄電力はこの地域に「LNGサテライト設備」を導入した
これにより、この地域で3日分のエネルギーを確保できる
3日分にした理由は
これまでの災害では、電気の復旧は3日程度かかっている
電気が復旧するまでの間、エネルギーを供給するための量である


