平成26年度の「公共下水道浸水対策策定業務」報告書に基づいて、村は、島袋地域の浸水対策として次のような計画がある事を公表した(9月議会の答弁)


排水路の水量を減らすため調整池の設置をすることにしている。

場所はゆうな公園地下とJA周辺を考えている。


予算は2か所で14億円、その内、村の一般財源が5億6千万円とのことである。



この調整池が出来ると、島袋地域の浸水被害は大きく改善すると思われる。



しかし、大きな課題がある。


工事着工までに諸々の問題点をクリアしなければならず、供用開始まで5~6年の期間を要するとのこと。



毎年のように浸水被害に遭っている住民にとってはたまったものではない。



すぐにでも改善してもらいたい浸水対策が5~6年も先になるとは、これまで十数年も待たされた挙げ句、あと5~6年も我慢を強いられるのは我慢の限度を超える!



近くにアパートを持つAさんは言う。「大雨のたびに入居者は出ていく、次の入居者があるまで時間がかかる。これではアパート経営は成り立たない」



90才近くの女性Bさん、昨年のベッドわきまで来た浸水を思い出し、大雨予報のある時は怖くて朝まで眠れない」



アパートに住むCさん、「車2台をダメにした。これも自己責任ですか?」




浸水対策は他にもないことはない。




バイパス案や全ての村道の地下を調整池にする、山里からの水を国道沿いにライカム十字路付近に流すなど、金はかかるができないことはない。




北中城村がやるべきことは浸水対策のほかにも、地滑り対策、高齢者対策、子育て対策、交通安全対策等々やるべきことは山ほどある。



行政の第一は「住民の福祉向上」にある



アリーナのようなハコものを考える前に住民福祉を優先的に考えてもらいたい