県指定史跡 伊波城跡  昭和36年6月15日指定




伊波城跡は、標高87mの丘の上に築かれた石垣囲いのグスクです。 



伝承によれば、1322年に羽地按司に滅ぼされた今帰仁グスクの城主の子 孫がこの地に逃れてきて、のちに力を得て伊波按司となって、ここにグスクを築いたものといわれています。 


構造は周緑に一重だけの城壁をめぐらす単郭式で、石垣はほとんどが自然石をそのまま用いた野面積みという方法で積まれています。


東北面は切り立った自然の断崖を利用し、南面は突き出た自然岩をうまくとりこんで、石垣をめぐらしています。 


グスクの内外には、グスク土器、外国製陶器(いわゆる南蛮など)、中国からもたらされた青磁などがみられる。

        


        沖縄県教育委員会

        石川市教育委員会


 銘文より引用    








伊波城跡入り口



城内





北側の眺望:石川市街地



南側にある伊波ヌンドゥンチと神アシャギ