水の張られた田んぼで、アカアシシギ、ヒバリシギ、オジロトウネンなど数羽のシギが採食をしていました。その様子を観察しているとき、シギたちが突然、飛び散りました。猛禽の急襲です。猛禽は胸の盾斑などからハヤブサ若かチゴハヤブサだと思います。ハヤブサは別の場所でもシギなどを襲いました。また、5羽で採食中のバンも襲いましたが、いずれも狩りは失敗しました。バンのように動きの遅い鳥でも狩らなかったということは本気ではなかったのでしょうか?

 

 

 ハヤブサは急に現れるし、また速く飛ぶので、うまく撮ることはできませんでした。

 

 今季は本島への猛禽の渡来が多いように思います。南部海岸ではハヤブサとハイタカ、南部農耕地ではノスリとハイタカ、中部の公園でチゴハヤブサ、中部の干潟でもハヤブサが確認されました。小鳥類をほとんど襲うことのないサシバはあちらこちらで確認されています。

 

 越冬のためにやってきた野鳥たちは落ち着いて越冬することができなくなりますね。