いつものフィールドには、今年もタゲリがやってきました。
タゲリは毎年、この地に飛来してきます。昨年は11月25日に初確認しました。そして数日滞在した後飛び去って行きました。その後、さらに別個体と思われる数羽が飛来いたしました。今年も例年同様であれば、この冬も楽しく鳥見を続けることができそうです。一般的には日本では、タゲリは冬鳥とされています。
タゲリは全長31cmのチドリ科の鳥です。チドリの仲間としては大きい方です。日本で確認されているチドリの中で最も美しい姿をしていると思います。翼は紫色の入ったメタリックな緑色、美しい冠羽もあります。
タゲリはユーラシア大陸に広く分布し、日本では越冬の為に渡ってきます。一般的には田んぼの野鳥ですが湿地や河川などでも見られます。食性は小さな昆虫やミミズ、甲殻類などで、群れで移動しながら採食します。

