ママ友の離婚 その1 のつづきです。






17年前、初めての妊娠(一度流産しているので正確には二度目)で切迫早産になり1ヶ月半の入院。



Yとは4人部屋で同室になり、縁があってその後も親しく家族ぐるみでのお付き合いが続きました。




入院直後は大部屋に空きがなく個室にいた私。



おなかの張りを抑えるための点滴を24時間しっぱなしで、トイレや定期的な診察とシャワー以外はベッドの上での生活。



2日ほど経ち、大部屋に空きができて移されました。


早ければ2週間で退院できると言われていたので、4人部屋、同室の妊婦さんたちとは親しくはならないだろうと思い、話しかけられたら話す程度にしていました。



気心が知れた感じになっている他の3人の会話に入りづらかったのもあります。



その頃Yは産婦人科の大部屋に空きがなく、別の診療科の大部屋にいたのですが、私は旦那さんらしき男性を廊下で見送っているのを何度か見かけていました。



唯一の気分転換、息抜きが、点滴のせいでさらに頻尿になった私のトイレまでのお散歩でしたから(笑)。




そして数日して、いよいよYが私がいる4人部屋に移ってくることに。




入院中、状態が良くないと点滴の薬なのか量なのか、違う治療になるらしく、もっと大きい病院に救急車で転院する人がいました。トイレにも行けない寝たきり状態での絶対安静な治療になるようでした。



あとは、妊娠36週に入るといつ産まれてもいいからと晴れて自由の身(退院)になるので、人の入れ替わりが結構あったんです。



退院して3日後に陣痛が来て、今度は出産するために病院に戻ってきた人もいましたし真顔



その人はホンマもんの切迫早産だったんですね。



Yは私の向かいのベッドに入りました。



少なからず私は動揺していました。



なぜなら彼女の旦那さん…怖い感じの人滝汗


つづく