これが我が家の、初めての脱走劇の一部始終でした。
今回、猫が脱走した場合の、
飼い主がとるべき動きをいろいろ調べた中で役に立つと感じたことは。
⚫︎まずは普段から猫の出入りには気をつける。
ベランダに出すにも、網戸にしたまま出かけるにも、玄関の扉をあけるにも。
今回我が家の場合は、いつもとちがう状況での判断の甘さ、確認注意不足でしたが
飼っている猫が、急に興奮したり怯えたりで、パニック状態になるとどんな動きをするか、誰にもわかりません。
常に、飼い主が気をつけてあげられることは飼い主が責任を持って、危険を回避しなければいけないと感じました。
⚫︎いなくなったと気づいたら、まず飼い主が落ち着いて、名前を呼び耳をすませる。
そして我が家の猫も、名前を呼ぶと返事をする習慣をつけておくべきでした。
もう遅いかな…
ただ、そう遠くに行っていない場合でも
知らない場所で怖がって声を出せないこともあるので、あくまでも安心させる為に
落ち着いた声で呼んで、落ち着かせてあげることが大切。
⚫︎ご近所とは、良好な関係をきづいておく。
これは普段から。
バルコニーが隣り合っている場合は、いなくなってからまずするのは、お隣に声をかけることかもしれません。
普段からお付き合いがあると、深夜や早朝だとしてもお願いができるかもしれません。
⚫︎とにかく猫は、普段と違う状況でパニックかもしれないと思っておく。
お隣に声をかけるときも、できればベランダに直接入らせてもらったほうがいいかもしれません。
知らない人の姿に怯えて逃げてしまったり、エアコンの室外機の下に入り込んでいたり、
猫を飼っていない人だと気づかないような場所に身を潜めているかもしれません。
パニック状態の猫は、飼い主を見ても怯えて逃げてしまうことも多いようです。
⚫︎特徴を第三者に伝えられる写真を常に用意しておく。
どんな猫かを伝えるには写真が一番です。
マンション高層階の場合、誰もが使うであろうエレベーターにポスターを貼るのが一番です。
もしもの時のために顔と全身がよくわかる写真の準備を。
⚫︎首輪に連絡先を。
我が家は首輪もicチップもしておらず、
それはある程度考えた末での選択でしたが
やはり今回再度検討しなきゃなと考え直しました。
迷子や災害時の対策は、定期的に検討し直しが必要かと思いました。
⚫︎遠くにはいっていないことがほとんど。
とくに生まれながらに家猫、の場合は遠くまでいかないようです。
避妊後のメス猫は特に。
動いても200m程度との記事も見ました。
いなくなったら、最初の3日が勝負とも。
近くに必ずいると信じて、おちついた声で諦めず呼びかけを。
今思いつくのはこれくらいでしょうか。
いやぁ、ミトにも本当に申し訳ないことをしましたが、なにより飼い主の寿命が縮みます。
猫のためにも自分のためにも、
普段から対策を考え備えることが大切ですね。
脱走についての記事を書くと宣言してから、
皆さまからとっても優しいお気遣いのメッセージを頂きました。
ご心配いただきありがとうございます。
今回は無事見つかりましたが、
本当に反省と再検討の必要性の再確認でした。
おかえり、ミト。
ごめんごめん。
大冒険だった?ずっと挟まってたの?
ミトのみぞ知る。

