時々、私が見ていない時に
リビングのスタンドライトが がたーん、と倒れていることがあります。
ミトが乗ろうとしたのか?と思い、
あんまり安定性のあるものではないので心配していました。
倒されたスタンドライト。
そのスタンドがどうやって倒れるのか、昨夜ミトが一部始終を見せてくれました。
まずは、二つ重ねて積んであるスピーカーの上に、テレビボードからジャンプして登ります。
登る前にスピーカーで爪を研いだりもします。
( 旦那さんには内緒にしててあげるね! )
『 いい?まず、この本の香りを楽しむでしょ? 』
うんうん。
『 そしたらこの ランプシェードのフチに、お顔スリスリしたくなるでしょ?』
う、うん…
『 そうすると、ランプシェードって、爪の引っかかり具合がちょうどいいなって気づくでしょ? 』
…そ、そうね…
『 でもね、爪研いだら礼子悲しいかなってちょっと思ってね? 』
え!?
…あ、あ、ありがと~

『 でもね、せっかく立ち上がったから、中がどうなってるか気になるでしょ? 』
…あ…あぁ…
『 そんで、中が白熱灯じゃなくて蛍光灯だって見つけることになるの。 』
…うっ…
あなた足が確実にプルプルして…
『 たまにね、失敗して倒すこともあるかもしれないけどね、ミトは大丈夫だから。安心していいよ。 』
…
…
こらっ!
駄目です。
やめてください。
『 駄目か。 』
と、いうことで、禁止です。
守ってくれるといいのですが。
ミトさん。








