前の記事の続きでございます。

 

主催者として出演アーティストのみなさんへの想いを、つらつら書いていきます。

 

 

 

http://DEADPOPFEST.com

 

 

Day 2 / 7.1 (日)

 

◼︎Ailiph Doepa

アイリフドーパ。

Day.1のEVERLONGと共にO.Aオーディションを勝ち抜いたバンド。

なんと形容したらいいかわかりませんが、お客さん達のためにものすごく噛み砕いて言うと変態ラウドロックです。

 

SYSTEM OF A DOWNとかTwelve Foot Ninjaとかに通ずるものを感じつつ、良い意味で日本人感もあって。オーディション当日本人たちはしきりに「こんなワケわからんバンドですけど」と自分達のことを謙遜して言ってましたけど、全然そんなことなくて。初めて観る人にとっても難解さよりも楽しさが勝るバンドだと思います。「今までチャンスがなかった」というようなことも言ってました。これが飛躍のきっかけになるといいなぁ。ポテンシャルは十分だと思うから。Day.2はとんでもない幕開けになりそうだ!

 

 

◼︎04 Limited Sazabys

2016のCHAOS STAGE以来。

去年はTHE EYEWALL NiGHTに出てもらいました。

 

あれよあれよという間に世代の中心バンドになったフォーリミ。今やフェスではメインステージが当たり前。ライブも単なるメロディックパンクバンドのそれから、着実にスケールアップ、熟して来ている。けど、調子こいて天狗になったりせず本人達の中身は昔のまんま。そこがバンドマンにも愛されるんだと思う。とにかく名曲揃いだよなぁ。

 

今回フォーリミ、ブルエン、オーラルがDay.2 に集結していることで「ONAKAMAの3バンドが揃った!」というのをよく言われるんですが、そうですね。言われてみれば!本当だ!あえて揃えたわけではありません。3マンライブということでTRIPEL AXEと比較されることが多いですが、別物だと思います。彼らは彼らの空気感があるので。とはいえこの出順がどう影響するのか。燃え上がるのか?平常心を保つのか?楽しみのひとつです。

 

 

 

◼︎FIVE NEW OLD

Suchmosの台頭をきっかけに、「シティポップ」というジャンルが定着した今。それに当てはめられるバンドがどんどん出て来ていますね。

 

これってSiMの時も同じで、当時はCDショップから「ポップ書く時なんて形容すればいいですか?」と聞かれることが多く、「ダブレゲエ・スカとハードコアとヘヴィロックを混ぜたバンド」だと正直に言うと長ったらしいから、ってことで無理やり「レゲエパンク」と6文字にまとめたんです。でもそんなジャンル元々ないわけです(笑)

 

その後、様々なバンドの活躍によりラウドロックという言葉が認知され、SiMもそこにカテゴライズされて「レゲエの入ったラウドロックバンド」と音楽性を説明しやすくなった。けど、自分達では「いやもっと色々やってるし。一緒にすんな」とも思っていた。(ここもシティポップと呼ばれるバンド達はみな同じ気持ちだと思う。)

 

とはいえ時代の流れによってようやくFiNOを一言で形容できるようになった。シティポップ系のバンドだよと。つまり、時代がFiNOに追いついてきたのかなぁと思う。それまでは「爽やかな、キラキラしたエモで、踊れる感じもあって・・・」と、バッチリイメージ湧く言葉が見当たらなかったから。

まだフェスとかにもそんなに出まくっているタイミングではないけど、これから絶対そういうバンドになると思います。今のうちにチェック、というかライブ観ておくべき。

 

ていうか・・・

 

結局シティポップってなんやねん!?

 

 

 

◼︎10-FEET

 

 

タクマさん、ナオキ、コウイチさんのスリーピースバンドです。

 

 

 

 

10-FEETがいなければ、今のSiMもDEAD POPもないです。

 

 

 

 

 

 

◼︎SHE'S

今まで絡みもほとんどなかったんだけどずっと気になっていて、今回初めて呼ばせてもらいました。

 

ピアノロック、と言ってしまえばそうなんだけど、

俺、ピアノ!よろしくな!

って感じで来られるとちょっと躊躇してしまう私。

SHE'Sはその図々しさがなく、「ここでピアノ入って来たら気持ち良いよなぁ」って思うところで丁度良くピアノが入って来てくれる!っていうイメージ。そこが好き。

 

曲も名曲揃いです。

暴れるとか、騒ぐとか、そういうのもROCKの醍醐味ではあるんだけど、やはり結局のところライブって運動会でも飲み会でもなく「音楽」を聴く場なので。こういった純粋に曲の良さを聞かせてくれるバンドって良いな、と改めて思います。DPFでどんなライブをするのか?めちゃくちゃ楽しみです!

 

 

◼︎BLUE ENCOUNT

ブルエン。i AGAINST iツアー新潟ぶりなので、4年ぶり。

フェスとかではやってるけどね。

 

今はわかんないけど、SiMがSONYにいた頃の担当が当時ブルエンの担当をしていたってこともあり親近感もあって注目しておりました。が、特に理由はないんですがその後ガチっと対バンする機会がなくて。でも注目度は変わらずにいました。

 

SNSで見かける田邊のアヒル口にイラっとすることも多々ありましたが、ひたすら良いやつなので久しぶりにうちのイベントで一緒にやれるので嬉しいです。

 

ブルエンもONAKAMAのうちの1バンド。

出順的にフォーリミオーラルに挟まれ、どういうライブをしてくるか注目してます。

 

 

 

 

◼︎COUNTRY YARD

カントリーも、長い付き合いです。

DPFは2013年以来の登場。

 

SONY時代の担当が当時カントリーが大好きで、「MAHくん絶対好きだから聴いたほうがいいよ!」と言われ。まだ同世代でタトゥー入れてるやつも少ない年頃だったので(笑)男臭い見た目も含めて一気に大好きなバンドに。

その後何度となくお互いのツアーだったりフェスとかでも一緒にやってきたし、プライベートでもよく呑んでます。

 

最近はメンバーの脱退とかもあったりしてなかなか一緒にやる機会がなかったんだけど、ついにDPF野外化してから初めて呼ぶことができました。

 

Vo&Baのsitの歌声は、どこまでも飛んで行きそうな透き通った声。

野外で観るとさらに格別で、雲を突き抜けて、隣の街まで飛んでいく歌声が目に見えるよう。東扇島でも期待。でも羽田まで声飛ばさないでね(笑)

苦情来ちゃうから(汗)

 

あともうひとつ、sitはマイケル富岡に似てます。

 

 

 

 

 

◼︎東京スカパラダイスオーケストラ

ツアーを終えたばかりのスカパラ先輩!二度目のDPF登場。

 

2016の時のブログにも書いた通り、俺にとっては思い入れのとっても深いバンド。

 

その後バンドマンとして生きていると、改めてスカパラの存在感の大きさを感じるのです。スカパラが出ていないライブでもみんなで話しているとスカパラの話題って必ず出てくるし。全然関係ない人としゃべってても「スカパラの谷中さん、知ってる?」みたいな話になるし。

 

スカパラと言えばTVとかにもガンガン出ていて完全にオーバーグラウンド、もはやJ-POPと言われても不思議じゃないレベル(醸し出すオーラも含めて)ですが中身は思いっきりバンドマンの先輩って感じで。ついて行きたくなる背中、というのかな。

 

とにかく、今年も出てもらえてハッピー!

 

 

 

◼︎SECRET 7 LINE

自主イベント「THICK FESTIVAL」をクラブチッタ川崎で毎年開催しているシクセブ。だから川崎というとシクセブのイメージがあって。DPFを川崎で開催する以上、どうしても呼びたかったバンドです。

 

2年前にBa&Voシンジくんが事故で急逝してしまい、バンドシーンに衝撃が走りました。何もしてあげられなかったし、本当に大変だったと思うけど。その後ナリタくんが加入し完全再始動!ということで、ついに念願叶ってDPFに呼ぶことができました。

 

新しいアルバムも出たばかりで勢いに乗りまくってることでしょう!

めちゃくちゃ楽しみだ!!

 

復活してだいぶ経つけど俺は、ちゃんと対バンできてなかったのでこのタイミングで。

 

シクセブお帰りなさい!!

 

 

 

◼︎HEY-SMITH

いまだに、メンバー脱退&解散の危機から復活した経緯とそれはSiMとcoldrainのおかげだっていうMCをする猪狩。

 

もう、わかったから(苦笑)

 

他にもエピソードあるやろ!

 

良い感じに盛り上がる話!

 

ないか!

 

そうか〜!

 

先日無告知でしれっとアップされた新曲「Not A TV Show」のMV観ましたか?YouTubeで観れるからね。

 

今年も楽しみです!!

 

 

 

◼︎チリヌルヲワカ

DPF出演アーティストからのコメントを見てわかる通り、他アーティストからの注目度抜群!のチリヌルヲワカ。

http://deadpopfest.com/comment/

 

もちろん俺も、ドキドキしています。

 

高校生の頃はGO!GO!7188全盛期だった!各学校の軽音楽部に必ず1組はゴーゴーのコピバンいたんじゃないかなってくらい。俺もコピーしてましたよ。ベースでね。

 

で、その後Vo&Gtゆうさんがバンドを始めたと知って、チリヌルヲワカを聴いたんだけど・・・むちゃくちゃかっこいいやんけ!そりゃ当たり前なんですけど。

 

DPF呼んでみたいな〜

門前払いされるかな〜

検討だけでもしてくれるかな〜

 

なんて思っていたら、即答でOK!しかもSiMのTHE WESTEND TOUR 2018の対バンにも出てくれるって!なんてこった!ありがたや・・・

DPFを染め上げてくれるはず!もろクソ楽しみ!

 

 

◼︎THE ORAL CIGARETTES

去年のブログに書いた「拓也とした約束」というのは

T「来年も絶対出させてください」

M「おぅ、もう一回やろう」

というシンプルなものでした。

 

でも今年、なんと

DPF Day.1の6.30に台湾でRUSHBALLに出演することになっている!

ということが発覚!!!!!!!!

 

まじかよ!!!

一言教えてくれよRUSHBALL!!

(開催日程やアーティストのスムーズな移動行程を組むため、結構全国のフェス同士で事前に情報共有している)

 

毎年RUSHBALL出てる俺たちのフェスに日程被せてくるRUSHBALLはどうかと思いますがその後なんとかスケジュール調整をして、DPF出演を決めてくれたオーラル!

 

男同士の約束を果たすために・・・

 

俺っち泣いちゃう!

 

 

 

 

◼︎ヤバイTシャツ屋さん

最初は、

 

「誰やこいつら何から何までふざけよってほんまこっちはガチやねんお前らなんか眼中にないわこのクソタコ野郎が!」

 

・・・この15%くらいの感情を彼らに抱いていたのですが

 

日を追うごとに

 

「気になる気になる!どうしよう気になっちゃう!」

 

と揺さぶられていった私。

その結果なんと先日のMETROCK東京で出演時間が被り、Twitter上で煽り合いを繰り広げたのも記憶に新しい、ヤバTとSiM。

 

今や飛ぶ鳥を落として刺身で食っちゃうくらいの勢いなのに、あえてキャパオーバーのCHAOS STAGEで、SiMの直前にライブをするというヤバT。それを観てから大トリとしてステージに立つSiM。お互いにとってとんでもないプレッシャーがかかるこの流れ、まさにアーティスト主催フェスならではじゃあないでしょうか?

 

それだけ期待しているし、後輩だろうとなんだろうと負けたくない!

そんな気持ちなのです。

 

頼むぜ!

 

 

 

 

 

というわけで、こんな2日間でございます。

 

今年はなんとか天気ももちそうなので。

 

みなさま熱中症対策万全で最後まで遊びまくっていってください。

 

よろしくお願いします!!!!!

 

 

 

 

以上でございます〜

 

 

 

 

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