あけましておめでとうございます。

今年も、よろしくお願い致します。

このブログも去年途中まで書いていたんですが、

完全に書き上げるのを忘れてました。笑

今回も非常に長いですので、

ヒマを持て余して腐りそう・・・

もしくはもう腐ってるってときにでも読んでみてください。

それでは、i AGAINST i TOUR 2014回想録の11月編です。


どうぞ。






■11/1 新潟 LOTS
w/RIZE/BLUE ENCOUNT
RIZEとの箱での、しかもうちのツアーでの対バンが実現。
これはやっぱりかなりデカい出来事。
中学生のとき、MDのCMで"Why I'm Me"を聞いてすぐにCD屋にいって
"カミナリ"のシングルと一緒に買ってめちゃくちゃ聞きまくってたなぁ・・・
とか、色々思い出した。

まぁ、この日に限らずRIZEと会うといつも思い出すし、わけわかんなくなるんだけどね。
KENさんや難波さん、Dragon Ashのkjくんとかもそうだけど、
普通に思春期に聞いてた憧れのアーティストの人たちと会って、
だんだん「SiMのMAH」として俺のことを認識してくれるようになって、
その人たちの口から「SiM」「MAH」って言葉が出るたびに鳥肌立つわけです。

あの人が、俺を知ってる!?

ってすっげー変な感じ。いまだに慣れないなぁ。
たぶん一生慣れないと思うけど(笑


で、ライブはと言えばやっぱり凄まじくて。。。


ブルエンもフェスで何度か挨拶してきてくれて、気になってたバンド。
今回が初めてのちゃんとした対バン。
シュッとした音楽のわりにすごく人間臭くて、呼んで大正解だなって思いました。

打ち上げはブルエンvoのシュンと深いところまでいきました。笑



■11/3 浜松 窓枠
w/STOMPIN' BIRD/Dizzy Sunfist
神奈川県でバンドやってる人間として、横浜という街は避けて通れない。
そしてその横浜という街の、"生ける伝説"としてトップを走り続けるバンド
それがSTOMPIN' BIRDである!!!

ちなみにその下にOVER ARM THROW、NUBO、SiMと続く。(年齢ね)

ストンピンの凄さは、どんな場所でライブをしてもーーーー

キャパ50人の箱だろうと、2万人規模の京都大作戦のステージだろうと
どこでやってもその場が"ライブハウス"になってしまうところ。
タバコと、汗の臭いが入り交じってホコリが舞ってるようなあの感じに。

で、この日BaやっさんもMCで言ってた通り
SiMは最初ストンピンに嫌われてたんだ。
嫌われてたというか、俺らが人見知り激しいせいで挨拶のときにすごく感じ悪くしてしまって(悪気はないんだけど・・・汗)「なんだコイツら?」
って思われてて。

でも、八食サマーフリーライブや爆裂FADで顔を合わせる度にだんだん俺らの性格を理解してくれて。ツアーも誘っては、断られを繰り返し今回やっと出演OKをもらえたのです。めちゃくちゃ嬉しかった。

俺はよく「SiMはライブハウスで生まれ、育ち、死んで行くバンド」
(育ってから死ぬまでの間に、大舞台へ、表舞台へも出向き、でも結局最後にはライブハウスへ帰っていくという意味ね)
という表現をするんだけど、そういうバンドとしてちゃんと認めてもらえたって気がして。

この日のストンピンも、すごかった。
器材の転換も早々にやっさんがしゃべりはじめ、お客さんとジャンケン大会開始。笑
買った人にはストンピンのTシャツを100円で買える権利がもらえるという(!)
で、そのままライブになだれ込む・・・
これぞ、「世界観」とか「演出」を大切にしているSiMには真似できないライブ感。
すげぇなぁ、って。圧巻でした。


Dizzyも先日の高崎からまた一つ進化したというか、かっこいいライブしてくれて
「浜松、はじめて来ました!はじめて、はままつ・・・
は、ハジマツ!!!
っていうあやぺた語録が飛び出したときにはコイツ天才やなって思いました


打ち上げではinstagramに動画あげた通り、酔っぱらいあやぺた無双でした。



■11/3 岡山 CRAZY MAMA KINGDOM
w/SHANK/tricot
この組合せも面白いと思う。

2012年の京都大作戦、牛若ノ舞台で壮絶なライブを繰り広げた両者
あの光景がいまだに脳裏にこびりついている。

その2バンドがはじめてちゃんとした対バンってことで。

今回、tricotは3本出てくれたんだけどこの日のtricotが一番「入ってた」と思う
バチバチ、ビリビリ来る緊張感が、コンマ数秒狂っただけでバラバラに崩壊してしまうグルーヴが
絶妙に入ってた。そんな感じ。すげかった。


SHANKは、ひょうひょうとした将平のMCとは裏腹に「音」で気合いがハッキリと見えるバンド
この日もすごかったな。
バックステージは、友達同士って感じでリラックスした会話しかしないし
真面目な話しなんてほとんどしないんだけど(笑
ステージに立ったときの豹変っぷりはバンド界でも屈指のレベルだと思う。


打ち上げは珍しく焼き肉。
tricotの女子トーク。面白かったです。



■11/6 鹿児島 CAPARVO HALL
w/サンボマスター/OVER ARM THROW
SR HALLでライブをする度に、上のフロアにもう一個大きいキャパルボってライブハウスがあるらしい、階段の行列はそっちの客らしいと聞いていて
いつか俺らもステップアップしてやるぞって思ってた箱。

今回ソールドこそしなかったものの、すごく嬉しかったです。

前述のSTOMPIN' BIRDの件でも書いたように、OATは横浜の先輩。
ストンピンとはまた少し違った、でも同じレベルで強力な個性を放つライブバンド。
会う度に、先輩の壁ってのはデカイなぁっていい意味で落ち込ませてもらえるバンドです

サンボマスターは、フェスで一緒になるくらいだったんだけど
4月のBowlineで初めてちゃんと対バンさせてもらって
今回ダメもとでツアーに誘わせてもらったら快諾してくれました。

山口さんってほんと、「熱量」の塊だと思う
熱くて、熱くて、熱くて、でも、触っても絶対火傷はしないっていうか・・・
不思議な熱を持っている人だ。
その熱の中で覗くメロディが、染み入ってくるんだなぁ、

OATも洋平さんの熱さが、キクさんの歌声を更に透き通らせている感じ。

両者のライブを見ていると、そんな事を改めて感じた。
この対バン、絶対面白いって思ってたんだ!実現できてよかった。



■11/7 大分 T.O.P.S BITTS HALL
w/サンボマスター/OVER ARM THROW
前日の鹿児島ももちろんよかったんだけど、
この日の対バン2バンドのライブはなんかすごかった。
ぐぅの音も出ないというか・・・
正直後に出て行くのがキツかったです(笑

打ち上げは、BBQ。
食いきれないほどの魚介、肉を用意してくれるT.O.P.Sの坪井さん。

いつもいつも本当にお世話になりっぱなしで。。。

BITTS HALLはかなりデカい箱で、本来は800人入るのですが
僕らなんかじゃあまだまだお客さんそこまで呼べないので
いつも半分で仕切ってもらって400キャパでやってるんですね
徐々にお客さんが増えていって、やっと400ソールドまでは来れたんですが
いつか800人ソールドさせたいなぁ。
それが、坪井さんへの恩返しだと思ってる。
がんばろう。



■11/10 松山 SALON KITTY
w/10-FEET/NOISE MAKER
10-FEETは、単純なキャリアとしてだけでなく
「レゲエの要素を取り入れたパンクバンド」という点でも大先輩。
そんでもって、バンドの活動方針、やってること、全てが俺達にとって理想のカタチである。

実際、SiMがメジャーレーベルの中からUNIVERSALの、NAYUTA WAVE(現EMI RECORDS)を選んだのも「10-FEETが所属しているから」というのがかなり大きかった。
それくらいリスペクトしているのだ!

そんな先輩が、自分たちのツアーに出てくれるというのはEViLS TOURが最初だったんだけど、やはり変な感じ。(出順的に)10-FEETの後にライブやっていいんだろうか?と・・・

ただ出てもらう以上は、先輩後輩関係なくドカーン!とやらなくてはということで
いろいろ気合い入りました。

NOISE MAKERもこういうカタチでは初めてしっかり10-FEETと対バンするってことで緊張してたと思うけどアツいライブしてくれました。
すげーいい夜だったなぁ。

ライブ後は元SALON KITYY、現Double-u studioのアニキさん達と合流して結構遅い時間まで男子会(笑)



■11/12 高松 OLIVE HALL
w/NOISE MAKER/マキシマム ザ ホルモン (出演キャンセル)
マキシマム ザ ホルモンが亮君の髄膜炎により出演キャンセルに。

実は俺らのところに連絡が入った時点で、NOISE MAKERと2マンになることが確定したため
NOISE MAKERのAGと相談してホルモンのカバーをすることにした。

俺らは毎年の爆裂F.A.Dでのお約束「全バンド初期衝動コピーを1曲披露する」
というやつでホルモンのWhat's up,people?!をコピーしたことがあったし、
練習する時間も限られていたのでこの曲に決定。
AGと唄う箇所を分担して、本番前に数回楽屋で合わせて本番に挑みました。

ホルモンを観たくてチケット取ってくれた子も中にはいたと思うし、
亮くんや他のメンバー、スタッフ陣も悔しかったと思うけど
なんか、すごく幸せな空間だった。
来てくれたみんな、満足してくれたんじゃないかなぁ。。。

うん。いつかリベンジ公演やりましょう。この3バンドで!


■11/13 広島 CLUB QUATTRO
w/NOISE MAKER/マキシマム ザ ホルモン (出演キャンセル)
前日の高松に続きホルモンのカバーを披露し、亮君へのエールの意味でも動画を公開!
※ちなみにホルモンメンバーには前日高松のライブ映像も送りつけました(笑



そして広島のお客さんは、すごくアツい!
なんかすごかった、この日は特に。

そして何より、この日のNOISE MAKERのライブがめちゃくちゃ良かった。
なんかこうビシバシ入って来るっていうか・・・AGが抜群に良かった。
UTAのMCはいらないと思うけどね?笑


■11/19 京都 MUSE
w/dustbox/tricot
広島のあと、KNOTFESTを挟んで少し休み、京都へ。
京都MUSEはDVD「10 YEARS」にもちょっと出てくれているユキサダさん(通称:ジャガイモさん ※俺は呼べないけど。笑)という人がいて、昔っから世話になっている大好きなハコ。

地元でのtricot、めちゃくちゃよかった。
そしてDrがDETROIT SEVENの美代子さん!度肝抜かれるドラムだった!
俺はステージ袖で、かっけ~~~!うぉ~~!ってずっとうなってました(笑

キダちゃんの俺のモノマネ似てなさ過ぎやで(°ω°)

dustboxはまた相変わらずバチバチなライブで

で、我々SiMの京都MUSEといえばEViLS TOURの初日が京都MUSEでいきなりしょっぱなからBlah Blah Blahミスりまくって散々なライブだったので今回はしっかりしなきゃ!ということでかなり気合い入っておりました。汗

そのリベンジ、しっかり果たせたんじゃないか?と思います。

打ち上げではイッキュウちゃんの◯◯が臭いっていう話しで盛り上がりましたね
そのあと朝まで飲み続け・・・楽しい時間でした!


■11/21 福井 響のホール
w/クリープハイプ/キュウソネコカミ
福井といえば、CHOPというライブハウスがありまして
そこの店長ダニ純さんには大変お世話になりました
無名時代から、あたたかく迎え入れてくれて何度となくライブしに行かせてもらいました
福井CHOPは店の前が駐車場になっているので前乗りした日はよくそこに車を停めて一晩過ごしたもんです

その頃から「響のホールっていうCHOPより大きいハコがあるらしい」
「結構売れてる人じゃないと埋まらないらしい」って話しは聞いていて
「いつか響のホールでやりたいなぁ・・・」と遠い目で考えていました

それがやっと実現したのです!
しかもクリープ、キュウソという強力な対バンとともに!
しかもしかも当日のドリンクスタッフとしてダニ純さんたちもヘルプで来てくれる!

色々繋がって、本当にいい夜だった!
ライブ後は色々あってSiMチームとCHOPチームで福井の海鮮食いまくりました♪


■11/22 金沢 EIGHT HALL
w/クリープハイプ/キュウソネコカミ
この日は(福井ももちろん凄かった!)キュウソもクリープもすげかったな
特にクリープハイプのGtゆっきーが思いっきり曲順間違えちゃったときがめちゃくちゃよかった(笑
ひげおっさんなのにかわいーんだ!笑

打ち上げ一次会後キュウソネコカミ(VICTOR所属)は帰らなければいけないということで
クリープハイプ(元VICTOR、色々あって現UNIVERSAL所属)とSiM(UNIVERSAL所属)で
「ビクター帰れ」コールで送り出しました(・⊆・)
(もちろんブラックジョークです、俺はアンチビクターではありません。笑)

その後VAN VAN V4の246さんも合流してオシャレなバーで呑み
からのらーめんで〆
らーめん屋のおばちゃんの娘さん?がどれかのバンドのファンらしく
今日行きたかったけどチケットとれなかったのよ~! と声をかけてくれました。
次回はぜひ!だね。

個人的にこの日は服屋さんのDOMINOに顔出せたのもよかったな~
一度行きたかったんだ


■11/24 松本 SOUND HALL a.C
w/G-FREAK FACTORY/SHANK
このハコにもかなり思い入れがありまして

過去にこのブログで書いたことあると思いますが
俺が生まれて初めて「遠征ライブ」というものをしたのがこの松本SOUND HALL a.Cだったんですね
SiMの1st "Silence iz Mine"の少し前でしょうか
ちょうどアルバムのブックレットの中の写真のうち数枚はその時の写真です

機材車で中央道にのり、初めて見る山ばっかりの景色の中を走って
「ツアーバンドっぽい~!プロっぽい~!」
なんてはしゃぎながら向かったのをよく覚えています。
そのとき、東京で知り合ったCAMEL RUSHっていう松本のバンドが良くしてくれて
何度か地元でのイベントに呼んでくれたんですね

当時は本当に無名だったから、ライブ前にフロアで自分達のステッカーを手渡しで配りながら「神奈川から来たSiMっていいます、この後ライブするんでぜひ見ていって下さい!」ってお客さんひとりひとりに声かけたりしていたよ。

あの頃はSOUND HALL、めちゃくちゃ広く感じたなぁ。

で、その後俺らにはこのハコはまだ大き過ぎる、もうちょっとお客さん呼べるバンドになったら戻ってこようって思って少し松本から離れたんだ

数年後、友達のバンドのツアーで松本に呼ばれたんだけど、ALECXっていうハコだった
こちらはハコの大きさ的にもSOUND HALLより小さく、俺らにとってはちょうど良かった
スタッフさんたちもあたたかくて、すごく好きなハコ

でもやっぱり、今回はどうしてもSOUND HALLでやりたかったんだよね。
そんでもってちゃんとSOLD OUTできて、なんかやっと一人前になれた気がしました。
大きくなって帰ってこれたな、って。

SHANKの一瞬の閃光みたいな鋭いライブも
G-FREAK FACTORYの魂の叫びも凄まじかった
とにかく幸せでした

ライブ後は、店長のまことさん、そしてCAMEL RUSHの龍馬くんと昔話をしながら、SHANKゆーきと朝までボジョレー祭・・・ひさしぶりに吐き狂ったなぁ・・・。楽しかった証拠。



■11/29 沖縄 桜坂セントラル
w/10-FEET/KEYTALK
対バンツアー最終日。
沖縄ということで前日からテンションMAX。
NAOKI-FEETさんこと井上さんことNAOKIさんたちと飲んだりしつつライブ当日。

KEYTALKも10-FEETも、すばらしかったです。
沖縄はやっぱ遠いってこともあって一緒に(連れて)行くバンドを選ばせてもらうのってすごく難しいんだけど、この3バンドでよかったなって本当に思いました。

打ち上げでは、KEYTALKのパンチに全てをもっていかれた感がありました。悔しい。笑

そのあと初めてTAKUMAさんとサシ飲み。
ゆっくり話させてもらう機会がずっとなくて、実はまともな会話できたの初めてだと思う。
深~~い話しができて凄く自分の中で経験値があがった気がする。
メタルキングに出会ったような感じ。違うか。
とにかくすごくふわふわした気持ちでホテルに帰れた。嬉しかった!


そんで翌日は、スタッフみんなも含めてBBQ打ち上げ!!

あいにく(?)その公園はモーターショウ開催日で
BBQ場のすぐ横でバイクのドラッグレースが行われてて
エンジン音うるさいな~~、タイヤの焦げた臭いもやだな~~
とか最初は思ってたんだけどいつの間にか全員ドラッグレースに釘付け(笑

ドラッグレースもすごかったんだけど、
バイクのアクロバットパフォーマンスみたいなのがすごいかっこよかった!
ウィリーとかジャックナイフとか、そのまま回ったりとか・・・
個人的にはバイクも車もあんまり興味ないんだけど、やっぱ間近で見ると迫力あってすげかった!!









ふぅ。(賢者タイム的なテンションで)



こんな感じで、i AGAINST i TOUR 2014対バンツアーが終わりました。

ね、濃いツアー回ったでしょ!笑

すっげーいいツアーだったんだ!!

改めて、力を貸してくれたみなさま本当にありがとうございました!!!





次回はワンマンZEPPツアー編をお送りする予定です・・・