SiM、coldrain、HEY-SMITHによるTRIPLE AXE TOUR
初年度は2012年、全国8カ所をまわるツアー
二年目は2013年、新木場STUDIO COAST一本のみ
そして三年目の今年は全国5カ所のZeppツアー
そのうち早くも4本が終了し、ファイナルの6/30 Zepp Nambaを残すのみとなりました
年齢もバラバラ、生まれたところもバラバラ。
音楽的ルーツも、性格もバラバラ。
そんな14人の男達の珍道中
『俺たち、友達じゃん!?』
とかそういう暑苦しいのって俺すごく嫌いで
独りでいるときが何よりも安堵を感じます
でも、この14人でいる時(そのうちの誰か1人といるときでも)
独りでいるときに匹敵するぐらいの安堵感があるんです
不思議だよね。
一緒に色んなものを見て、色んな事を感じて、色んな壁を乗り越えてきたからだと思う
初年度は今回の半分以下のキャパのハコばっかりだったのに『いけんの!?』ってビビってたのに、今回はZeppでできるんだもんなぁ。嬉しいね
俺、お酒をよく飲むんですけどね
『お酒が大好き』
というよりは、
『信頼できるやつと飲む酒が好き』
なんだって最近やっと気づきました
独りは絶対的に好きだけど、それとはまた別に、ね。
普段から俯瞰的に、客観的に物事を見れるよう心がけてはいるけれど
人間ですから限界がありますね。
その限界を超えさせてくれる『ブースト剤』みたいなものなんだよね仲間ってのは。
そんな仲間が俺には12人もいる!!(イオリといてもブーストは感じない(笑))
※イオリは最高に良いヤツで、居なかったら居なかったでなんか足りない気がしてくる
でも、それも永遠に続くものじゃなくて
いつ、何が起こってもおかしくない
生きてりゃ、いつか死ぬし
そうじゃなくても、何かしらの別れがあるかもしれない
だから一分一秒を大切にしたいし、全力で13人と時間を共にしたい
と、思っていたら
福岡の打ち上げで記憶をなくしました
久しぶりにあんな酔っぱらったな~~~
たすくんの証言によると、
"テキーラ2本半と日本酒2升と焼酎1升半とついでにウィスキーも1本空けた"
らしいです
いい打ち上げだったね(汗)
バンドマンってなんかしらないけど
『酒飲むヤツ=いいバンドマン』
みたいなのがあって
若手のときはとにかく飲むわけです。
飲みまくる事でパンチ見せて、『こいつおもしろい!』
みたいなとこから仲良くなって対バンの機会が増えていく
冷静に考えると
『音楽関係ねぇじゃん!!!』
って話しですが、まぁそういう社会なわけ。
でもある程度関係値が上がってくると、そんなことをする必要もなく
(誰も好きでそういう打ち上げをしてるわけではないので;)
ゆっくり、色んな話しをしながら酒を嗜むという“普通の”打ち上げになるんです
だから、もう何年もこういう打ち上げはやってませんでした。
童心にかえってこんな打ち上げができるのも、TRIPLE AXEだから。
TRIPLE AXEだからこそ、俺も分身できる。笑
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140628/07/sim-mah/17/d7/j/t02200146_0600039912986480275.jpg?caw=800)
ライブ写真などはここのギャラリーページで見れます。http://tripleaxetour.com/
ファイナルも楽しみだ!
みんなも全力で楽しんでね!
---------------------------
それと、Slipknot主催のKNOT FESTへの出演が発表されました!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140628/07/sim-mah/fc/f3/j/t02200265_0500060212986482485.jpg?caw=800)
とんでもねぇ面子です・・・
ショーンが俺たちのライブを観たとは初耳ですが
とにかく呼んでもらったので全力でやります。
こういった海外アーティストがメインのライブでは毎度上がる話題
『邦楽バンドいらねぇだろ』
という類いのね。
確かに、海外バンドを観に来てる人からしたらワンマンとか、海外バンドのみの方がいいんだろうし
俺も昔お客さんとしてそういうライブにいったときは同じこと正直思ってました
でも、今、そこに呼ばれる身になって思うのは
『俺たちにも役割があるんだ』ということ。
まぁ、勝手な使命感から来てるものなので絶対的なことではないんだけど
それは『かっこいい音楽を、まだ知らない人達に伝えていくこと』
SiMのお客さんには若い子が多い。
10代~20代前半の子が大半なように思う。
で、あれば90年代~2000年代初頭に一世風靡したバンド
つまり俺たち世代のバンドマンがこぞって聞いていたバンドを彼らが知らないのは当然のこと。
昔、まだ物販に立って自分達でTシャツやなんかを
『Tシャツありま~す』って声出しながら売っていたとき
友達のバンドマンと一緒に、お客さんたちとしゃべっててこんなことがあった。
友『こいつら(SiM)今度311と対バンするんだぜ?』
客『え?セブンイレブン?』
友『違う違う、スリーイレブン!』
客『???』
俺『311わからないか・・・』
友『じゃあRANCIDは?』
客『うーん』
友『GREEN DAYならわかるよね?』
客『あー、バスケットケース・・・?』
でっかく『PUNK』と書かれたキャップを被ったお客さんが、
311はまぁジャンル違いだから仕方ないにしてもPUNKの中では超メジャーバンドであるRANCIDや、GREEN DAYにピンときてないのにもの凄く違和感があった。
もちろん、以前書いた『にわかの定義』の件同様『知っていなきゃいけない』ことは全くないのだが、明らかに知らない事で『少し損してるなぁ』とは思った。
だって、単純にかっこいいバンドだから。
知識がどうのじゃなくて、せっかくPUNKっていう音楽が好きなのに、例えばRANCIDのRuby SohoとかGREEN DAYのWalking Contradictionとか、ああいう名曲と出会えてないのってもったいない!と思ったんだよね
それから、ちょいちょいこのブログでも
俺が好きなバンドを紹介したりとか
あとはライブの転換中のBGMを作ってアーティスト名、曲名を公開したりとか
そういうことをするようになった。
少しずつだけど、反応もあって
『SiMのライブで流れてて好きになりました』
とか。
まぁ、そんな感じで
Slipknotのフェスなのに、Slipknotを知らない、SiMとかしか知らない子が来る。
いいではないか!!
Slipknotをいきなり生で観て、度肝抜かれる子がそれだけたくさんいるんだから!
Limp Bizkitを観て、『ROCKとHIP HOP!?新しい!!てかギタリストなにあれ!?』と興奮する子がたくさん出れば!
Lamb Of Godを観て、『マジハンパねぇSiMが軽音楽に聞こえるしWOD死ぬ』とビビる子が出れば!
そうやって音楽って語り継がれていくんじゃないでしょうか?
日本で、もっとこういったラウドミュージックが広まるそのちょっとした歯車になれるのであれば、俺は幸せです。
中学高校のころ、アホみたいに毎日聴いてたバンド達の来日をサポートできる。
(もちろん微力ではありますが)
彼らをまだ知らない世代の子たちに、『やばいっしょ!』って教えられる。
こんな幸せなことってあるでしょうか?
もちろん、邦楽バンド達は"集客力"が呼ばれた一番の理由だとは思うけどさ。
俺らは、例え『客寄せパンダ』と言われようとも、かまいませんよ
むしろ光栄です。
その上でどんだけやばいライブをできるか。
『ただの客寄せパンダ』で終わらないこと。
そう思ってる人たちの中の、一人でも多くの人に『SiM、なかなかやるじゃん』って思わせられるか。
そこは、俺らの問題。死ぬ気でやるのみです。
KNOT FEST、海外勢を知らない人もぜひ来て下さい。
そしてぜひ、知らないバンドこそ観ていって下さい。
彼らが居なかったら、SiMの音楽だって生まれなかったはずです。
最後に彼らの、俺が個人的に好きな曲を。
Slipknot - Left Behind
Slipknot - Spit It Out
Limp Bizkit- Take A Look Around (live)
Limp Bizkit - Eat You Alive
Lamb Of God - Black Label (live)
↑のWall Of Death
初年度は2012年、全国8カ所をまわるツアー
二年目は2013年、新木場STUDIO COAST一本のみ
そして三年目の今年は全国5カ所のZeppツアー
そのうち早くも4本が終了し、ファイナルの6/30 Zepp Nambaを残すのみとなりました
年齢もバラバラ、生まれたところもバラバラ。
音楽的ルーツも、性格もバラバラ。
そんな14人の男達の珍道中
『俺たち、友達じゃん!?』
とかそういう暑苦しいのって俺すごく嫌いで
独りでいるときが何よりも安堵を感じます
でも、この14人でいる時(そのうちの誰か1人といるときでも)
独りでいるときに匹敵するぐらいの安堵感があるんです
不思議だよね。
一緒に色んなものを見て、色んな事を感じて、色んな壁を乗り越えてきたからだと思う
初年度は今回の半分以下のキャパのハコばっかりだったのに『いけんの!?』ってビビってたのに、今回はZeppでできるんだもんなぁ。嬉しいね
俺、お酒をよく飲むんですけどね
『お酒が大好き』
というよりは、
『信頼できるやつと飲む酒が好き』
なんだって最近やっと気づきました
独りは絶対的に好きだけど、それとはまた別に、ね。
普段から俯瞰的に、客観的に物事を見れるよう心がけてはいるけれど
人間ですから限界がありますね。
その限界を超えさせてくれる『ブースト剤』みたいなものなんだよね仲間ってのは。
そんな仲間が俺には12人もいる!!(イオリといてもブーストは感じない(笑))
※イオリは最高に良いヤツで、居なかったら居なかったでなんか足りない気がしてくる
でも、それも永遠に続くものじゃなくて
いつ、何が起こってもおかしくない
生きてりゃ、いつか死ぬし
そうじゃなくても、何かしらの別れがあるかもしれない
だから一分一秒を大切にしたいし、全力で13人と時間を共にしたい
と、思っていたら
福岡の打ち上げで記憶をなくしました
久しぶりにあんな酔っぱらったな~~~
たすくんの証言によると、
"テキーラ2本半と日本酒2升と焼酎1升半とついでにウィスキーも1本空けた"
らしいです
いい打ち上げだったね(汗)
バンドマンってなんかしらないけど
『酒飲むヤツ=いいバンドマン』
みたいなのがあって
若手のときはとにかく飲むわけです。
飲みまくる事でパンチ見せて、『こいつおもしろい!』
みたいなとこから仲良くなって対バンの機会が増えていく
冷静に考えると
『音楽関係ねぇじゃん!!!』
って話しですが、まぁそういう社会なわけ。
でもある程度関係値が上がってくると、そんなことをする必要もなく
(誰も好きでそういう打ち上げをしてるわけではないので;)
ゆっくり、色んな話しをしながら酒を嗜むという“普通の”打ち上げになるんです
だから、もう何年もこういう打ち上げはやってませんでした。
童心にかえってこんな打ち上げができるのも、TRIPLE AXEだから。
TRIPLE AXEだからこそ、俺も分身できる。笑
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140628/07/sim-mah/17/d7/j/t02200146_0600039912986480275.jpg?caw=800)
ライブ写真などはここのギャラリーページで見れます。http://tripleaxetour.com/
ファイナルも楽しみだ!
みんなも全力で楽しんでね!
---------------------------
それと、Slipknot主催のKNOT FESTへの出演が発表されました!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140628/07/sim-mah/fc/f3/j/t02200265_0500060212986482485.jpg?caw=800)
とんでもねぇ面子です・・・
とにかく呼んでもらったので全力でやります。
こういった海外アーティストがメインのライブでは毎度上がる話題
『邦楽バンドいらねぇだろ』
という類いのね。
確かに、海外バンドを観に来てる人からしたらワンマンとか、海外バンドのみの方がいいんだろうし
俺も昔お客さんとしてそういうライブにいったときは同じこと正直思ってました
でも、今、そこに呼ばれる身になって思うのは
『俺たちにも役割があるんだ』ということ。
まぁ、勝手な使命感から来てるものなので絶対的なことではないんだけど
それは『かっこいい音楽を、まだ知らない人達に伝えていくこと』
SiMのお客さんには若い子が多い。
10代~20代前半の子が大半なように思う。
で、あれば90年代~2000年代初頭に一世風靡したバンド
つまり俺たち世代のバンドマンがこぞって聞いていたバンドを彼らが知らないのは当然のこと。
昔、まだ物販に立って自分達でTシャツやなんかを
『Tシャツありま~す』って声出しながら売っていたとき
友達のバンドマンと一緒に、お客さんたちとしゃべっててこんなことがあった。
友『こいつら(SiM)今度311と対バンするんだぜ?』
客『え?セブンイレブン?』
友『違う違う、スリーイレブン!』
客『???』
俺『311わからないか・・・』
友『じゃあRANCIDは?』
客『うーん』
友『GREEN DAYならわかるよね?』
客『あー、バスケットケース・・・?』
でっかく『PUNK』と書かれたキャップを被ったお客さんが、
311はまぁジャンル違いだから仕方ないにしてもPUNKの中では超メジャーバンドであるRANCIDや、GREEN DAYにピンときてないのにもの凄く違和感があった。
もちろん、以前書いた『にわかの定義』の件同様『知っていなきゃいけない』ことは全くないのだが、明らかに知らない事で『少し損してるなぁ』とは思った。
だって、単純にかっこいいバンドだから。
知識がどうのじゃなくて、せっかくPUNKっていう音楽が好きなのに、例えばRANCIDのRuby SohoとかGREEN DAYのWalking Contradictionとか、ああいう名曲と出会えてないのってもったいない!と思ったんだよね
それから、ちょいちょいこのブログでも
俺が好きなバンドを紹介したりとか
あとはライブの転換中のBGMを作ってアーティスト名、曲名を公開したりとか
そういうことをするようになった。
少しずつだけど、反応もあって
『SiMのライブで流れてて好きになりました』
とか。
まぁ、そんな感じで
Slipknotのフェスなのに、Slipknotを知らない、SiMとかしか知らない子が来る。
いいではないか!!
Slipknotをいきなり生で観て、度肝抜かれる子がそれだけたくさんいるんだから!
Limp Bizkitを観て、『ROCKとHIP HOP!?新しい!!てかギタリストなにあれ!?』と興奮する子がたくさん出れば!
Lamb Of Godを観て、『マジハンパねぇSiMが軽音楽に聞こえるしWOD死ぬ』とビビる子が出れば!
そうやって音楽って語り継がれていくんじゃないでしょうか?
日本で、もっとこういったラウドミュージックが広まるそのちょっとした歯車になれるのであれば、俺は幸せです。
中学高校のころ、アホみたいに毎日聴いてたバンド達の来日をサポートできる。
(もちろん微力ではありますが)
彼らをまだ知らない世代の子たちに、『やばいっしょ!』って教えられる。
こんな幸せなことってあるでしょうか?
もちろん、邦楽バンド達は"集客力"が呼ばれた一番の理由だとは思うけどさ。
俺らは、例え『客寄せパンダ』と言われようとも、かまいませんよ
むしろ光栄です。
その上でどんだけやばいライブをできるか。
『ただの客寄せパンダ』で終わらないこと。
そう思ってる人たちの中の、一人でも多くの人に『SiM、なかなかやるじゃん』って思わせられるか。
そこは、俺らの問題。死ぬ気でやるのみです。
KNOT FEST、海外勢を知らない人もぜひ来て下さい。
そしてぜひ、知らないバンドこそ観ていって下さい。
彼らが居なかったら、SiMの音楽だって生まれなかったはずです。
最後に彼らの、俺が個人的に好きな曲を。
Slipknot - Left Behind
Slipknot - Spit It Out
Limp Bizkit- Take A Look Around (live)
Limp Bizkit - Eat You Alive
Lamb Of God - Black Label (live)
↑のWall Of Death