※今日も安定の長文です。








まず、DEAD POP FESTiVAL 2013お疲れさまでした。

COUNTRY YARD
NOISE MAKER
lynch.
ねごとの代わりに急遽出演してくれたMWAM
そして出れなかったけど他のメンバーで観にきてくれたねごと

なにより集まってくれたお客さんたち

本当にありがとう。
やっぱり、このイベントの一体感はすごい。
いまから来年に向けて面白いこと考えるね。
楽しみにしていて下さい。





さて。

昨日Get Up前にすこし唄ったGUN DOGのImaginary Highは、
個人的にすごく思い出深い曲です。
洋楽バカで邦楽なんて糞だと粋がっていたとき
『ほ・・・ほう・・・こいつぁすげぇや・・・』
とKくんの唄に一瞬で黙らされたのがこの曲でした。



年明けに聞かされたKくんの訃報
色々なことを考えましたが、
行き着いた答え(最終的なものではないが)はMCの通り
『わからないままでいいこともある』
ってことでした。



昨日の打ち上げ後、
どうしても行きたくなってMCでも話したBARへ。
PTPが流れる中、Kくんを愛したみんなが集まってました。
T$UYO$HIくん、ZAXくんとも話しました。


俺には、みんなと話している間ずっと
トイレからひょっこりKくんが出て来る気がしてなりませんでした。


トイレに行ったけど、中には誰もいませんでした。


Kくんは、もういないんだと感じました。





人の生や死なんてものは、
人生で一度しか経験できません。
それも、どちらも経験した瞬間は意識がない。
あとは全て、『他の誰か』が経験したもの。

そんな未知の物事に関して、100%の理解などできません。

でも、それでいいんだと思います。

人の理解を超えたもの。

それこそが、人の命の儚さであって
またそれが、命を尊ぶということに繋がるんだと思う。

Kくんが残していったものは、あまりにも大きいです。
俺たちはそれを継いでいかなきゃいかんと思う。
それが何かはハッキリとはわからないけど
前を向いて歩いていればいつかはわかるのかもしれないし
もしかしたら一生わからないかもしれない

そのくらいの気持ちでいいんじゃないかな。













はい。

オフィシャルからも発表があった通り、

今年からUNIVERSAL MUSICと組む事にしました。

メジャー移籍となると、急にうんちゃらかんちゃら言い出すひとがいますが
メジャーにも、君らの好きなバンドはいるでしょう?

要は『そのバンド次第』なんです

ちなみに勘違いしている人も多いと思いますが、
バンドの動きを決めるのはもちろんバンド自身。SiM。
それを実際に裏で支えてくれるのが事務所。うちはgil soundworks。
レーベルはまた別でCDを作って、PRしてくれるところ。UNIVERSAL。
他にもお店に掛け合ってCDを受注してきてくれる流通ってのもあります。JMS。

それぞれがそれぞれの仕事をしてくれて成り立つわけですね。知ってましたか?
だから、レーベルは一緒でも事務所が違えば当然動き方も変わって来るわけです

インディーズとメジャーの違いってのも不確かなところですが
わかりやすくいえば当然会社のデカさが違いますね。
インディーズでは社長と数名の社員の少数精鋭でいろんなことをします。
事務所、レーベル業を兼任する場合がほとんどなのでその分契約アーティスト数は絞られてくるけど、その分情熱がある。

メジャーでは、それぞれ担当部署があって分業しているためアーティスト数も多く、一枚のCDを出すのに関わる人の数も一気に跳ね上がります。その分、スケール感の大きな動きができる反面、機械的になりがちな部分もある。

けどそれも会社によって様々。熱い会社も、冷たい会社もある。

そういうのを色々な面からみて、UNIVERSAL MUSICを選んだわけです。

あの人たちなら、大丈夫。
俺は、そう信じて契約しました。
ちなみに、みんな気づいてないと思いますが
うちの担当の人はモッシュピットにいてダイブもします。(笑)




色々心配してくれてる子たちも多いと思うしそれはありがたいんだけど、


『そんなの、俺らが考えてないわけないじゃん!大丈夫だよ!』


と言いたいです。


俺らには野望がある。


前々からインタビューとかで言ってきた通り、
俺らは売れたいです。

『新曲かっけ~♪』って自分らでうひょうひょできるような曲を作り続けながらね。
(↑これがすごい重要)


チャートに上がっている音楽=糞
売れてるバンド=糞
みたいな短絡的な考え方ではなくて
チャートに上がれば俺らみたいな音楽が一般層の耳にも届く
そこですぐに何かが変わるとは思わないけど、
そうやってジャブを打ち続ければこの後の世代がもっともっと良くなると思うんだよね。
俺らの後に続く世代が、もっと音楽をやりやすく、
かっこいい音楽やってるやつらがその音楽で飯を食えるようになるじゃん

今、ラウドミュージックが市民権を得ているのも
AIR JAM世代の大きな動きがあって、
DAとかRIZEみたいなミクスチャーから
更にELLEGARDEN、ホルモンが切り開いてくれた道
最近のワンオクだってそう

↑は代表的なバンドを挙げただけで、
もちろんその影でずっと続いているアンダーグラウンドな動きもすごく重要。
そういうのが全部少しずつ繋がって今の土壌ができているからさ。

それをもっともっと拡げていきたいわけです。

俺らが売れたい!ってハッキリいうのはそういうこと。
もちろん単純にてめえの音楽が世界中で聴かれるようになりたい
ってのはあるけど、最終的にはそういうこと。
俺らが売れることで、もっともっとライブシーンが大きくなって
日本の音楽もすげーかっこいい!ってなってほしい。

わがまま言わせてくれないメジャーになんか、いかないよ。
書きたくない曲書かされるなら、メジャーになんかいかないよ。
唄いたいこと唄えないなら、メジャーになんかいかないよ。
出たくねぇライブに出ろって言われるなら、メジャーになんかいかないよ。

やりたいことやる。

それを、全面バックアップしてくれるから、メジャーにいくんだよ。

だから安心してついてきて下さい。

今年も、やりまっせ。








あ、それと
COUNTRY YARD、HEY-SMITHと回る東北ツアー
3カ所ソールドしましたが
宮古COUNTER ACTIONはチケットまだまだ残ってるそうなので
みんなぜひ来て下さい。

http://sxixm.com

どこもくっそ寒いらしいので遠征組は気をつけてね。