あーもう!!
どうなってるのさ!
「ラル・・・」
「あ、ごめんアルテ 大丈夫だから」
「ラル?」
「だ、大丈夫だから、ね?」
「ラル」
私がこんなにイライラしてるのは誰のせいでもない、あいつのことだ
「おーい、リン?」
ほら、原因の塊がやってきたよ
「リンってば!」
「な、なによ」
「なんか、ぼーとしてたから」
「何でもないから!」
「やっぱ、昨日の引きずってる?」
「ラ、ラル!!」
「アルテ、いいのよ」
「ラ、ラル・・・」
「やっぱか、あれは僕が悪かったごめん!」
「ラルッ!」
いつの間にいたのだろうかをルートも一緒に謝っている
昨日のこととは私達がつき合ってるとかなんかよく分からない噂が流れてしまったこと
あれはレンが「リンのこと守るから」とかいうのをふざけていったら噂好きのこ、ネルかな?に聞かれてしまい盛られて噂が流れてしまった
私達は元々、幼なじみであるからいつも行動を共にしていたけれども彼氏彼女という関係では間違ってもない
私がこんなやつに引かれるわけないじゃない・・・!
「おい、リン!
遅刻するぞ!」
「やっば、行こう! アルテ、乗って!」
「あ、ルートも!」
「「ラルッ!」」
私達は遅刻を避けるために懸命に自転車のペダルをこいだのだ
♪
「おーい!! リンーレンー」
「あ! ミクー」
「相変わらず遅刻ギリギリね!」
「だって」
「言い分けはなしよ」
そう言ったのはミクではなく・・・
「メ、メイコ先生っ!」
「ごめんなさいっ!」
でも、メイコ先生の横にいる女の子が気になる・・・
「ラルッ!」
「ちょ、アルテっ!」
「あら、あなたアルテっていいの、可愛い名前ね」
「ラルー」
照れてる、しかも私やレンの前でしかしない照れ方だ
「お前さん誰?」
私が心の中で思っていることをレンが言ってくれた
「あ、私? ラティにゃん!」
はっ?
なにこの子、いきなり猫化してるっていうか猫か!!
「キース」
「あ、ごめん いつも通りになってたねw」
いやいや、wじゃないからー
でも、トゲキッスとは珍しいね
「ルリ、行くよ 私達まで遅刻するわ」
「キッス!」
「先生、あの子は?」
めっちゃ不思議ちゃんというか面白そうな子だけど
「ラティはあなたたちと同い年よ、しかも同じクラス」
「「「えー!」」」
「後、もう一人メッゾフォルテ君というこもいるよ」
「うーわっ! やめてくださいよぉー」
「いいじゃないか、面白そう」
「そうだよ、リン 楽しもう!」
二人とも・・・
まぁいいかな、頑張ろう
こうして私の平凡な高校生活が崩れるとはこの頃の私は予想もしていなかった
いや、誰も予想出来なかった・・・
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はい、どうも
ラティですっ!
第一段としてラティが書かせていただきました
まさかの本人登場ですっw
まだ本人に許可取っていないので今から取りに行きますw
意外にわらわもキー握ってるかもにゃん?
まぁそこはお楽しみにゃん♪
次はメッゾフォルテさんの番ですにゃん
私も楽しみにゃーん
ではバイバイにゃーん