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しろがねのバイク語り

しろがねがバイクについて試乗やツーリングの感想をあれこれ書き連ねているブログです。世にもっとバイクの情報が増えますように。

日々の電車通勤に飽き飽きしていたことと、近距離の足が欲しいということで、何か手軽な乗り物を探していました。

自転車でも良かったのですが、通勤(全行程ではなく、乗り換え駅まで)に使うことを考えると、真夏などは自転車を漕ぐのがきついなと思い、最初にいろいろ調べたのは当時はやり始めていたモペッドです。

ガソリン車はスタンドに行くのが面倒なので、電動がいいなと思い、調べていたのですが…

調べれば調べるほど「スクーターでよくね」になったため、ホンダドリームに駆け込んでEM1e:を注文。

 

「バイク乗ったこと無いんですけど、電動バイクってどうなんですかね」

「バイクは自転車より簡単です!」

 

というドリーム店員の言葉を信じました。ん? 電動バイクってどうなんだという点については何も回答もらってないな(質問自体が曖昧だけど)

トップボックスを付けてお買い物対応にしました。

しばらく待って納車され、納車二日後にドカ雪に降られるとかそういうイベントに遭遇したりもしました(今まで買ったバイク全て納車直後に雪か雨の中を走る羽目になっています)

 

EM1e:は原付一種なので、公道では30km/hの制限があるため、乗る範囲の下道を調べて徹底的に交通量の多い公道を避けるようにしました。おかげで自宅から半径10km圏内の下道は全部網羅したぜ…

何がとは言いませんが、48まで出ます。なので交通量多めで流れが普通程度の道であれば普通に走ることも可能です。

ただ、馬力が無い(2.3馬力)ので上り坂に弱く、近所の最大斜度の道だとアクセル全開で時速10kmちょいくらいがやっとです。

 

航続距離は理想条件で53kmですが、電動車の航続距離はMAXの6掛け程度を見ておくのが比較的安全ということで、約30km。往復を考えると片道15km程度。このくらいが行動圏内ですね。

ガソリン車よりだいぶ短いので、バッテリーが減っていくのがとにかく精神衛生上悪いです。だいたい500m程度で1%減っていくわけで、航続距離の短さは電動車にどうしてもついて回りますね。

しかも充電にはけっこうな時間がかかるので、ガソリン車のような機動力はありません。バッテリーがエンプティになれば満タンまで6時間かかります。またこのバッテリーが高価で重い。バイク本体とバッテリーと専用充電器を揃えると、DIO Lite買った方がだいぶ安いわいというところです。

 

また実用上の課題として、車体が軽すぎることと、アクセルを開けた時のトルクが強力なことから、低速走行がふらつきがちです。

最大の問題として、裏道を使いたくなる性能ですが、静かすぎて歩行者に気付いてもらえない。正面からスマホ歩きしてくるおばちゃんが全く気付いてくれず、安全の為に停車して通り過ぎるのを待っていると、寸前でこちらに気付いてびっくりした挙句に「わぁびっくりした危ない!」と仰せでした。歩きスマホはやめた方が良いですよ。

こんな風に、歩行者の多い裏道を走るときは気を遣います。

 

総じて自転車代わりに使うには機動力が無く、原付として扱うには完成度が低いというところでしょうか。ICONe:はどうなんだろうな。

もちろん良いところもいろいろあります。そもそも電動原付は電動原付として扱えばよく、他のカテゴリを代替するものではありません。

 

結局しばらくこれに乗って、一人であちこち移動する楽しさに目覚めたため、二輪免許取得に進みました。

10km圏内の移動で使うならこれで用は足りるという人も多いかと思います。

「じゃあ今乗ってるYZF-R3を下取りで金額充当する形でバイク注文しますー」

「分かりました。じゃあR3はもう乗らないでくださいね」

「💀」

 

まぁ…そうなるな…

 

「じゃ、じゃあこのバイクはいつ頃納車されますか?」

「注文自体が9月にならないとできないです。そこからなので、ちょっと納車時期は分かんないですねー」

 

Oh...

 

クソ暑いこの時期でも毎週欠かさず走りに行っていたのですが、1ケ月ほど強制的にバイクに乗れないことになりました。

ツーリングしてると仕事のストレスもどっか飛んでいくんですが、できないと言われるとストレス死しそうな気がする。

レンタるか…

レンタルしたバイクを超気に入って納車前に心変わりしたらどうしよう…

(絵に描いたような捕らぬ狸の皮算用)

レンタルして走ったコースです。

首都高~多摩市内~宮ケ瀬湖~ヤビツ峠~東名高速~首都高。

 

首都高に入る前にATモードに業を煮やしているので、もうずっとMTモードです。

高回転を厭わなければ別にATモードでもいいんですが、住宅地とか静かに走りたいし…

高速はATで走ってもMTで走っても同じかと思いきや、首都高程度の流れ具合ならMTの方がノンストレスで走れます。ATのDモードでも80km/hでも6速入れてくれなかったりするしね。

 

この日の気温はレンタルした時点で30℃は軽々超えており、足元の熱風に「こいつマジか」と閉口しております。

夏はTracer乗りは夏眠してそうだな… 一応リッターまでは届かないミドルクラスなんだけどな…

防風はしっかりしてますが、左右からある程度抜けてくるので、NT1100のように完璧な防風がもたらす蒸し焼き感はありません。ただ足元は蒸し焼きです。あっつい。

多摩市内の通過は普通の市街地走行ですが、この辺でY-AMT楽しいぞ…と盛り上がってます。ギアを変えるか? と迷ったときに足ガチャだと迷いがそのまま操作の遅れに繋がって、くっそやめとこう、になるケースがたまにありますが、Y-AMTは指先でシフト叩き込むだけですから遅れがほぼない。クラッチが無いのがなんだというのか。自分でバイクを操ってる感が超あります。

サンリオピューロランドを掠めて多摩川を超え、一路宮ケ瀬へ。

自然に囲まれて走っていると、景色は眺められるしカーブをスポーティに走れるし、Tracer最高だなーという気分です。足元は熱いですが。

面白いのは、NT1100は途中からバイクの存在が消えて風景に集中しながら走ってましたが、Tracerは風景よりバイクの挙動ばかり印象に残ってます。

ツアラーとしては間違いなくNT1100が正解。バイクを楽しみたいならTracerが正解。

 

ヤビツに入るともう完全に目の前のカーブと俺とバイク、みたいな感じで、カーブをクリアすることに集中していて景色なんてあんまり覚えてません。ヤビツ2回目だからかもしれんが。あとガス出てた。

ヤビツの菜の花展望台で休憩するまで休憩を取らずに走って来ましたが、腰もケツも特に不調はありません。シート固い固い言われますけど、自分には特に問題ない模様。足回りも堅い堅い言われますが、いやこれはさすがに堅いだろう… もしこのバイク買ったら電サスのカスタマイズがんばっちゃいそう。

あとはコンフォートシートやパフォーマンスダンパーという手もありますね。…パフォーマンスダンパーって実際どうなの…

 

帰路の東名高速は海老名あたりが渋滞していたので、Y-AMTの恩恵に預かって走りました。左でクラッチ操作しなくていいのは楽だ… Tracer自身、低速走行がそこまで苦手では無いので、渋滞向きという言葉が正しいのかは分かりませんが、渋滞がしんどくないバイクですね。

 

この装備盛り盛りのバイクに自分で何か追加するとしたらどうしようかな… マルチバーとスマホホルダーあたり。ドラレコ。くらいですかね。スマートモニターが欲しい人はそれもかな。

意外というかETCが標準では無いので、そこは忘れずにというところです。