ADV160のような150ccクラスのスクーターでツーリングってできるの?
とかたまに聞かれます。
いやできるに決まっとろーもん。ADV160に走れない道はねーぞ!(言い過ぎ)
まぁ不整地はやめといた方が良いですしオフロードは無理ですが、舗装されているなら林道だろうがなんだろうが別に…
1年ちょいで1万km弱走り回りましたが、ツーリング先は主に房総半島でした。房総半島の東西南北バイクで行けるとこは全部走った気がする。
普通自動二輪免許を取ると同時にADV160が納車されたため、バイクで公道を自動車と同じ速度で走る、という体験が初めてでした。これ怖くね!生身で60km/hの風受けてるんだけど!
と言っていた二日後には館山道に乗って一路房総最南端へ。
排気量160ccってどこまでできるのかなーって気になったもので。
一般道を車と同じ速度出して走るのはなかなか恐怖体験なのですが、高速道路は交差点無いし信号無いし横から飛び出してくる物体も無いし、周辺の自動車との相対速度も大したことは無いので、風圧が強烈なだけで慣れてしまえば楽なものです。
スクーターなので大きな段差を踏んでケツが浮くとちょっと怖いですが、事前に身構えることができれば大丈夫。
100km/hでエンジンは8000程度回っていますが、元々このクラスのスクーターが「おっ 意外とこいつ走るな」というレビューが多いのは高回転域を常用していてパワーバンド付近を使っているからでしょうね。
何が言いたいかと言うと、普段からそれなりに回転数が高いので100km/hで走ったとて振動はそんなに激しくならないです。
117km/hくらいがMAX速度ですが、まぁそんなに急いでもしょうがないので80-100程度で巡航します。
超楽。スクーターだし、高速道路なのでアクセルだけ気にしておけばいいです。
ADV160のあとYZF-R3に乗りかえてから改めて思いましたが、風防のしっかりしたスクーターってやっぱり速いです。
捻れば一気に高回転に入るし、スクリーンが風を遮るのでドライバーからすると「あれいつの間にこんな速度?」ってなりがちです。
つまりこの一見中途半端なサイズのスクリーンが利いてますね。
頭を伏せて腕をぎゅっと畳むとスクリーンの風防域にすっぽり入るので、速度を出さないといけないときはこれをやりましょう。館山道みたいに車線数が片側単線になるような高速道路だと、左車線をのんびり流してきていたような速度で走り続けるとスゴイ煽られるので…
ちなみに雨が降ってきた時もこの態勢でかなり濡れるのを抑えることができます。前方のカウルも大きいので下半身はほぼ濡れません。
結論、高速道路は80-100km/hで楽に巡航可能です。左端の走行車線をずっと走っているかどうかは状況次第ですが、燃費重視の一定速度維持なトレーラーくらいならするっと抜いていくくらいの加速はできます。
当然一般道も言うに及ばず。中低速が本領ですが、やたら流れの速い一般道も問題なく走れます。
低速で走ることに慣れておくと、酷道ややたら細い道なんかも不安なく走れるので、舗装林道から住宅街から農道から高速まで本当にどこでも行けるんですよね。スクーターはエンストしないのが強い。
ただギアを入れられないので、傾斜した道路での信号待ちなどは常にブレーキ握ってる必要があります。
どちらかの手が必ずブレーキ握ってないのいけないのは、たまにしんどい時があり、パーキングブレーキかギア車の足ブレーキが欲しくなります。
当然停める時も前後傾斜がきつい場所はやめといた方がいいですね。サイドスタンドだけだとちょっと不安。センスタありますけどね。
房総館山ツーリングは高速で館山までいって、そこから九十九里沿いを北上するといったルートで途中から九十九里を外れて山の中を走ってましたが、実用航続距離は約250-300kmくらい。もうちょい走れますが、田舎を走るときはこの「もうちょい」を軽視するとたまに酷い目に遭うのでこのくらいで給油しといた方がよさげです。
スタートが飛び出し気味になるとか低速維持が難しいという人は左ブレーキ(後輪ブレーキ)を引きずり気味にかけながらアクセルを使うと、乱暴に言えばギア車の半クラと同じような挙動になります。これはカーブも同様。特に下りカーブなどはブレーキ引きずって入ってください。エンブレがあまり効かないので(ブレーキ離すと下りだと加速しちゃうので)
バイクのテクニック動画なんかをスクーターに置き換えて視聴するのがなかなか難しかったりしますが、だいたい左ブレーキの使い方がカギですね(乱暴)