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千葉県野田市在
整理収納アドバイザー
tomomiです。
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家事に育児・一人奮闘するママを助けます
私が整理収納アドバイザーを目指した理由
以前書いたことがあるのですが。→こちら
好きな事（家・間取りが好き）を仕事にしたい
人から喜んでもらえる仕事をしたい
↑これも理由としてはもちろんあるのですが、
一番伝えたい事はこれだけじゃないです。
日常は奇跡だと、ある時期から思っています。
今日はその時の事をお伝えします。
26歳、両親の死
ホームページのプロフィールにはちらっと載せているのですが、
私が25.26歳の時、両親が立て続けに亡くなりました。
二人とも脳出血でした。
母は倒れて4日後
父は倒れて半年後
亡くなりました。
二人とも倒れた瞬間からほとんど意識はなく、
意思疎通はできませんでした。
一人っ子の私は
実家をまるごと片付けなければなりませんでした。
人の手を借りたり
業者を呼んだり
もちろんいろんな方に手伝ってもらいましたが
捨てる・残すの判断は全て私。
物理的に、そこにあるモノを全て自宅へ持ち帰るのは無理なので
（当時すでに結婚していました。娘が0～2歳の頃）
本当に思い入れのあるモノ以外ほぼ捨てました。
その時の感情・・・
無でした。
いちいち感傷的になっていたら何も進みません。
でもふと我に返った時
母がお気に入りだった食器
父が大切にしていた趣味の物
無心でゴミ袋に入れている自分は
なんて冷たい人間なんだろうと
虚しさ、寂しさ、やりきれなさ
何とも言えない感情になったのを覚えています。
でも、もうこのモノたちを使う人はいない。
モノは使ってこそ価値がある。
この時に痛感しました。
「もし、明日世界が終わるとしたら」
たとえ話で出たりしますが
そのたとえ話をしている時は
「実際そんなことはないだろうけど」
という前提で話していると思います。
あの時から私は、常に
明日があることが奇跡なんだ
そう思うようになりました。
『思う』というより・・・
染みついてしまいました。
風邪をひいたら
健康のありがたさを知るように
非日常の生活になると
日常のありがたさを知ります。
死を目の当たりにすると
幸せのハードルがぐっと下がり
朝目覚められる事、朝陽を浴びられる事
自分が存在している事自体が全て奇跡に感じます。
この世に生まれたことは奇跡です。
存在していること自体奇跡です。
でも、死は必然です。必ず来ます。
今も人生の残り時間は減っていっています。
時間は有限なのです。
そんなこんなで
当たり前の日常こそ整えたいと思うようになりました。
一番の「日常」の象徴である家を
暮らしやすく過ごしやすく
そうする事が人生を豊かにするために
一番必要なんじゃないかと。
そこで出会った整理収納。
実家をまるごとお片づけしたからこそ
「整理」の意義・重要性が
すぐにすっきり理解できました。
むしろ、やる前から理解できていました。
「毎日の暮らしを心地よく」
「なんでもない毎日こそ、かけがえのない時間」
ホームページの最初に載せている言葉には
こんな経験と意味が込められています。
なので、私がお片づけをしに行くお宅には
毎日が幸せな時間で溢れますように
その想いが根っこにあります。
今回は長め＆暗めなブログになってしまいましたが
どんな経験も全て自分のエネルギーだと思っています
タブーにしているわけではないけれど
実際なかなか人に話す機会もない話。
私の人間性、ちょっと知ってもらえたかな？
ちなみに、実家にいた頃の私の部屋は「美」とは程遠く
パジャマは脱ぎっぱなし、メイク道具は出しっぱなしの
ぱなし星人だったので
この仕事をしている事を両親が知ったら
さぞかしびっくりすると思います
（そんな人間でも片付けられるようになるという事です）
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