毒を盛るひと50 毎日もらうカプセル薬 | カラダとココロとたましいと ぢゅんさんのブログ

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このシリーズは、わたしが宇宙の法則やミラクルを語る口になりたいと願い、それを実行していく過程で、どうしても自分自身と向きあうことで、消化して昇華させることが必要だった
もっとも身近な[毒を盛るひと]とのエピソードと、
それについてわたしが感じたこと感じていることをギリギリまで言語化した記録です





あなたは毎日、クスリをもらう。
カプセル型のおクスリ。毎日身近な人から。


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食べ物ではなく、おクスリ。

食べ物はカラダを維持するもの。

このクスリは「ココロ」を永らえさせるもの。そのためのものです。


あの人もこの人も、

みんな誰かからおクスリをもらって飲んでいます。

ある日もらったカプセルの中に、黒いものが入っているように見えました。そのカプセルを飲むと、胸が痛くなりました。


「おかしいな。おかあさんからもらったおクスリ飲んだら、胸が痛くなった気がする」


気のせいかな?と思いながら、次のおクスリを飲みました。

おかあさんからもらうおクスリの中に、いつも黒いものが混ざっています。

飲むたびに、チリチリと胸が痛く、苦しくなります。

黒いものを飲み込むたびに、自分の内側にも黒い部分が増えていきました。それに味も、なんだか苦い。

痛く、苦しい部分も、どんどん大きくなっているけれど、

このおクスリを飲まないと、きっと死んでしまうからと思って、毎日飲み続けました。

おかあさんはきっとわたしのためを思って、この苦く苦しい黒い薬を作ってくれているんだ、とも思っていました。


ある日、ともだちの飲んでいるおクスリを見てしまいました。…あれっ⁈

おともだちのクスリには、黒いものが入っていませんでした。


みんな黒いのが、混ざってるんじゃないの⁇

びっくりして別のおともだちのクスリも見せてもらいました。


黒いのが入っていない人が多いのですが、

ある人は中身が中身が真っ黒に見えるカプセルを飲んでいました。

ある人は黒いものは入っていないけど、2日にひとつぶしかもらえないそうです。

ある人は毎日、両手からこぼれるほどのカプセルを飲まなくてはいけないと。


わたしもおおきくなって、好きになった人や周りの人たちにおクスリを配りはじめました。

配ったり、もらったり。


ある日、自分が配ろうとしていたカプセルを見て、驚きました。

黒いものが混ざっているのです。

え?いつの間に⁇

わたしは大好きな人に、純粋な気持ちで、

おクスリをあげようと思っていました。なのに…

その人のためを思って、おクスリをあげようとしたら、


そう、〈毒〉が混ざっていたのです。


わたしが飲み続けていたカプセルの中の黒いもの、それが〈毒〉。

わたしの場合で説明すると、母から譲り受けた〈毒〉を、知らず知らずのうちに、誰かにばらまいていたのです。よかれと思って。いいことをしている気分で。


わたしは、母からもらうカプセルを、「100パーセントの愛だ」と信じてきました。だからこそ、この胸のくるしさを、痛みを、チリチリを、「全部わたしのためを思って言ってくれていること。愛なのだ」と、受け止めようとしてきたのです。


母が、わたしを愛していたのかはわからない。

でもわたしは、愛されていると思い込もうとしていた。

だって「愛されてない」なんて、おそろしくて、

それだけで死んでしまいそうだから。

あの事件も、あの言葉も、あのののしりも、

全部全部愛なんだと、

もうひとりの自分が、痛がって、苦しがっている自分を、説得していたのです。説得して、黒いものが混ざっているカプセルを、飲み続けて来たわけです。


そうやって自分の内側に蓄積されていった〈黒いもの=毒〉は、

内側からわたしを壊し、わたしに接する人を少しずつ壊していくわけです。…だって悪気なく、〈毒〉を混ぜ込んでいるからね。


わたしのケースで言うと、その〈毒〉を配った母に悪意があったのかどうかはわかりません。ただ、母は、これを【愛の名の下に】わたしに毎日飲ませたわけです。

毎日、飲み続けて来たカプセルは、【愛と呼ばれるもの】。

そうすると、わたしにとっての【愛】は、 いつもちょっと〈毒〉が混ぜ込んであるもの、になるわけです。 いわゆる「あたりまえ」。だってそれしか知らなかったから。


そうやってわたしは、母からもらった〈毒〉を、

自分に取り込み、

世界に撒き散らすひとになっていたわけです。



ショックでした。

母の毒を受けて、わたしはある種の被害者だったわけですが、

そのわたしがいつの間にか周りに毒を撒き散らす加害者になっていることに。


〈つづく〉




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