片手だけつないで~Den Mond und den Stern,Deine Hand fasst~
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歯が


歯が突然痛みだし、泣き出しそうになったり夜中に歯が痛くて寝れなかったりしたもので


歯医者に行きました。


歯の神経腐ってました。


めちゃめちゃ痛いです。
歯の痛みで人が死ねそうに痛いです。


皆の衆も気をつけよ~(*・ω・)ノ

コンビニ宇宙ステーション


count:1-2「嬉し、楽しいバイト生活2」


そんなわけで

寝不足だが癒し系美女と一緒に働ける。
プラス収入もかなり稼げる


かなり順風満帆なバイト生活だ。

学生生活もそれなりに上手くやっているし、友達もいるし、勉強もやっている。(テスト前にあわてて)



なんの不満もないし(しいていうなら授業が睡眠学習になって、ノートにミミズが大量発生してしまうくらい。)人間関係も良好



なんだが…。



「原沢くん、そこはやらなくて良いよ」

と本間さんが言うのは今、俺が入ろうとしている倉庫だ。

この倉庫には商品の在庫が大量にあって、それを次々に出したりもするんだが…

「いや、でも今日やってないですよね?」

「もう出してあるんだ。ほら、ここ。」


本間さんが示した方角をみると、いつの間にやら店内には商品が運ばれている。
……俺が妄想している時か?


いや、でも寝ているわけではないから外に出ていたら気づくはずだ。

出入り口のすぐそばにレジがあるんだから、本間さんが出入りすれば気づくはずだ。

まして、女性の力だけであの量(ドリンク類が20箱とカップ麺やおかしが10箱ずつ)を短時間で持ち運びはできないだろう。



もしや、とんでもなく力があるとか…?

「今日は山さんが全部積んでくれてたから出しただけなんだー!」

「山田さんが、ですか?」


山田さん、山田基平(やまだもとひら)とは熊みたいな大柄な男で身長は190cmくらいある、30~40代のいかにも「工事現場に居そうな親父」の人で、力持ちで無愛想だと思っていたが、どうやら恥ずかしがり屋らしい。

黙々と仕事をこなす仕事人のような雰囲気が顧客を掴んでいるし、野球が好きらしくそのような話を簡単にしたことがある。


その山田さんが、あらかじめ準備していたらしい。


本間さんが準備をするのには無理な量だしな。

「そうなんですかー、助かりますね。」

とその場ではそう答えたんだが、でも店の中まで本間さんが運ぶのには無理があるということに気づいた。

そもそも、本間さんが運ぶ姿を見ないで倉庫のものを店内に運ぶのは不可能だ。


こんな風に、ちょっとした不思議なことが起きたりする。

そのたびに誰かがもっともらしい説明をつけるが、結局は全てに当てはまらない。


「(俺としては仕事が楽になるけど、でも仲間はずれにされてるみたいなんだよな。)」

コンビニ宇宙ステーション

count:1-1「嬉し、楽しいバイト生活」


大学に入ったのが4月。

遊ぶ金欲しさにバイトを探し始めたのが5月に入る少し前。


そして、7月現在。


「いらっしゃいませー」



人口密度が限りなく低いコンビニでバイトをしている。

ただしく言えば、俺の働いている時間が夜から早朝にかけてまでの時間なために人口密度が限りなく少ないだけで、どちらかといえば昼間や夕方は忙しかった気がする。


仕事の内容は客が来たら接客だし、来ない間は掃除や商品管理とか、まぁ色々やっているわけだ。


「原沢(はらさわ)くん、どうかしたの?」


不意に自分の名前を呼ばれて我にかえった。
本日、一緒に勤務中の本間さん(ただしくは:本間 奏。「奏」と書いて「かなで」と読む。実にオシャレな名前だ。ちなみに女性で年齢はおそらく20歳程度)が上目遣いで俺をみる。
178cmの俺と俺の目測で155cm程度の本間さんでは必然的にそのような姿勢になってしまうのだが、そんなことは置いておこう。


「すみません…ちょっと考え事をしていて。」

「本当に?

まだ休憩とってないから、眠くなったのかと思っちゃった。」


あぁ…癒やされる。
その笑顔と優しさはまるで砂漠のオアシスのようだ。

現代社会という「癒やし」が欠如した社会ではこれほど貴重な存在はな


ピンポーン

「「いらっしゃいませー」」


原沢 直人(はらさわ なおと)


性別:男
年齢:19歳(自称崖っぷちティーンエイジャー)

血液型:B

職業:学生兼某コンビニ従業員


備考:妄想という不治の病にかかっている。
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