TTバイク、ロードバイクの競技規定 | 他称クライマー自称へタレのブログ

TTバイク、ロードバイクの競技規定

昔からこんなに厳しかったわけではありません。

 前後異径のファニーバイクや三菱レイヨンのカーボンフレーム







ピナレロ パリジーナ(ブレード)やエスパーダなどなど

 面白い形の自転車ばかりでした。

それが今ではどのメーカーでも大差ない形。

 それもそのはず、厳しい規定内で空気抵抗とかを突き詰めていくと

たどり着く形は同じですよ。

 こんな規定ができたのはグレアム・オブリーが自作自転車で世界新記録を出してから



UCIが明らかにこのオブリーの記録を抹消するためだけに

あーだこーだ後から色んな規定を出しました。

 ツール5連覇のインデュラインが出したアワーレコードさえこのとばっちり。

ボードマンの記録も引っ掛かりましたが

 彼は後出しのUCIのしょーもない規定の中でもう一度挑戦し、アワーレコード更新を果たしました。
 (確か今は別の人がアワーレコードトップ)



いや規定は必要だとは思いますよ。

 全員リカンベントの個人TTは嫌ですからね(笑)
  (それはそれで見たいような)

 ただ今は厳しすぎる。

オブリーの自転車が「市販されていないから駄目」と言う理論もおかしい。

 だってオブリーだってその気になれば生産して売れますよ。


自分が一番疑問に感じているのはBB幅。

 オブリーの自転車はこのBB幅までいじってますからね。

インデュラインと自分のペダリング幅が同じわけ無いんですから(笑)

 彼にとっては適正でも自分にとっては大きすぎる。絶対ロスがあるはず。

クランク長と同じ。それを規制するのはおかしいって事。

 あとハンドルが10cm下げれたら巡航速度がドンと上がって大活躍できる人もいるかもしれない。



と、また話を戻しますが現在アワーレコードには

 機材の差が出ないようにダイヤモンドフレームの物を使用する事

とか意味不明な規定がありますが、


エディメルクスの時代と現代じゃ機材の差はあるに決まってんだろ(-- )


 フレームに関してはビルダーさんの腕でどうにかなるかもしれませんが、

ホイールとかの部品は現代のほうが精度は高いですし空気抵抗の効果もあるはず。

 こんな規定意味がない。

いっその事進化する物として規定無しにしたほうがよっぽど面白いと思います。

 そんなに規制したいなら

ずーーーーっと同じメーカーの同じつくり方の同じバイク限定にすればいいんですよ。





大体この自転車のお陰で世界記録更新したわけじゃないでしょう。

 この自転車に乗れば誰だって更新できる?んなわけない。

グレアム・オブリーは強かった。これは間違いないんですから。

 自転車はあくまでプラスアルファ。結局乗り手が強くなきゃ勝てないんですから。

自転車の進化を妨げる規定はおかしいと思います。