先週の日曜日、秋葉原で殺傷事件がありました。
容疑者は25歳の 『 派遣社員 』 だそうです。
何の落ち度も無い10人もの方々に危害を加えた身勝手で残忍な犯行に
同情の余地など微塵もありません。
ですが、
なんというか…この事件の報道を見ていると
犯人の動機の部分を理解しそうになってしまいます。
ここはキチンとしておきますが、犯人が行った犯罪について、理解するなんて事は到底できません。
やった事は何をどうしたって肯定されるはずのない行為です。
ただ、不安定な生活基盤がヒトを不安定な精神状態にするって事も一端にあるということです。
前述しましたが、報道などでは彼が 『 派遣社員 』 と云う不安定な職業に身を置いていることが
クローズアップされています。
もちろん家庭環境や対人関係もとりあげられています。
派遣社員という制度について、自分自身の経験もふまえてかねてから問題だと感じていました。
人材派遣は 『 人材 』 とありますが実際には 『 人 』 は 『 物 』 以上という扱いではありません。
『 物 』 の方が大事にされています。
派遣会社からは高率の中間搾取をされ、少ない給与で派遣社員という立場から
脱却することを困難にする仕組みになっています。
派遣社員がどんなに有能で仕事が出来たとしても、世間的には半人前の風潮があります。
正社員であれ派遣社員であれ労働者です。
言っときますが銀ネコはコミュニストではありません。
競争するのは大いに結構。格差だって差別だって世の中にはいつだってあるものです。
徒競走で、みんな手を繋いで一緒にゴ~ル♪ なんて馬鹿げてます。
実力主義でいいんです!
だからこそ正社員も派遣社員も実力で考えて、立場で 『 区別 』 するのは反対なのです。
差別よりも 『 区別 』 の方が思考停止・無関心になるから怖いと思っているんです。
残念ながら正社員と派遣社員には社会的な区別が存在します。
今は銀ネコは正社員という立場ですが派遣社員として働いている同僚を
積極的に正社員にするように会社にはたらきかけています。
区別を解消する妙案を持ち合わせていない
浅学な銀ネコには他の方法が思いつきませんので今はそうしています。
本来こんな惨い事件が派遣社員制度を考える契機であってはよくありません。
派遣制度と事件とは切り離して考えるべきです。
だけれども世に云う 『 負け組 』 (こんな言葉は低俗でキライだけど)が
自分を不幸だとしか考えられない世の中なんて長くは続かない。
破綻するまで待ってるなんて、銀ネコはイヤ。












