先週の「京都カキツバタ巡り後編」で、山科勧修寺でサギを見かけたことを書きました。

京都市中心部でもアオサギを時々見かけるので、多分アオサギだろうと思います。

 

京都で観光地を巡っていると、思わぬところでアオサギを見かけ、うれしくなります。

昨年、祇園白川のアジサイをチェックしに行った時にも見かけました。高級そうな料亭のそばを流れる白川で。脚がすらりと長くて、ま、おしゃれ。

 

 

ここには、「かにかくに」で始まる歌碑があり、祇園の風情を愛した歌人、吉井勇(よしいいさむ)をしのぶものだそうです。(←京都検定に出ました)

『かにかくに祇園はこひし寝るときも枕のしたを水のながるる』

 

 

四条通をはさんで白川とは逆方向、南に建仁寺(けんにんじ)がありますが、ここでもアオサギを見かけました。

いかつい禅寺の境内にたたずむ姿は、ちょっとおりこうさんに見えます。

 

 

 

建仁寺は、俵屋宗達の代表作「風神雷神図屏風」(国宝)が有名ですが、もちろん本堂は有料なので、いつもは境内を無料で散策しています。

栄西が宋から持ち帰ったという茶がたくさん植えられていて、11月には白い小さな茶の花が見ごろとなります。

 

 

東寺では、高い確率でアオサギを見かけます。毎月21日の市「弘法さん」の時はたくさんの人が出入りしているのですが、かなり近くに寄っても平然としています。空海さんの教えを守る東寺のアオサギとしてのプライドなのか、たんに人馴れしているのか。

 

 

 

東寺は、大宮通に面した門から入るとすぐにハスの池があり、7月になるとピンクの花でいっぱいになります。

シルバー京都巡りでも、7月はハスの花めぐりをしようと思ってるのですが、もちろんここは候補地の一つです。

 

 

古い写真をチェックしていると、なんと10年前の嵐山の写真がありました。

大堰川の浅瀬に野鳥が巣を作っているのですが(渡月橋から撮影したんでしょうね)、アオサギもいるみたいです。

でも、なんだかずんぐりむっくりしているので、ゴイサギかなぁ。

 

 

 

 

 

先週の勧修寺のサギも同じような枯れ枝の巣を作っていました。枯れ木のてっぺんに。

 

すらりとした長い脚が見えないので、アオサギとは言い切れないのですが、間違っていても詐欺とは言われないでしょう。

(言うてしもた、シルバーなダジャレ)(^///^)