プチ高校同窓会となったカキツバタ巡りツアー

 

上賀茂神社からバスで地下鉄北山駅に戻ります。

バスの時刻表が6月から変更になるようで、その表示の仕方が独特でおかしいと、どのバス停に行っても皆で大笑いのシルバー5人。今日は何をやっても楽しいの。

 

地下鉄で丸太町駅に移動。体力温存のためにエレベーター・エスカレータ―に固執した結果、思わぬ出口に出そうになってしまい、本来の出口に向かって長距離を歩く羽目に。

シルバー世代、地下鉄駅構内でやみくもにエレベーター・エスカレータ―に乗るべからず。

 

バスで岡崎神社に向かいます。

干支がうさぎ年になると脚光を浴びる岡崎神社。狛犬ならぬ狛うさぎが、境内のあちこちにあります。

子宝に恵まれる安産の神様、私たちには遅すぎるよと言いつつ。

 

 

 

 

シルバー隊のうち3名がうさぎ年生まれで、寅年に写真を撮ってもらいます。

誕生日一日違いで「お兄さん」だの「年下」だの、今でもこだわる70過ぎ。

次のうさぎ年にまた来ようねと言いつつ、自分たちの年齢を思い出す現実に。次って84歳ではないかい?

 

 

こだわりの昭和世代は、御手洗の水がセンサーで出てくることに気づくとやってみたい。

離れたり近づいたり、果ては腰をかがめて低姿勢で歩いて、やっぱりセンサーに引っかかるわ、と確認するシルバー世代。

 

 

岡崎公園をバスで通り抜けながら、車窓からの眺めを楽しんでもらう計画は、はい、失敗でした。

平安神宮の大鳥居や美術館などを見てもらおうと思ったのですが、現実はえらいことに。

どのバス停からも次から次へと観光客が乗車してきて、スペイン語やフランス語があふれかえり、「黄色い線に立たないでください!」とバス運転手さんのヒステリックな声は響く、名だたる京都のオーバーツーリズムを体験するはめになりました。

年金女子C、それも楽しいと。ありがとうね。

 

地下鉄東山駅から小野駅に移動。ようやく最後の目的地、山科の勧修寺に向かいます。

京都って、地名と神社仏閣の呼び方が一致しないことがあるのですが、ここもそうです。

勧修寺、地名は「かんしゅうじ」、お寺は「かじゅうじ」。松尾大社(まつのおたいしゃ)や貴船神社(きふねじんじゃ)もそうですね。

 

 

日差しがきつくなり疲れてきた年金女子Aに代わり、年金男子Dが道案内を務めてくれました。

お寺にゆかりのある男子Dは、勧修寺が皇室つながりの門跡寺院(もんぜきじいん)であることに関心を持ったようです。

 

 

 

 

勧修寺も、残念ながらカキツバタはピークを過ぎていましたが、スイレンがきれいでした。来月は花菖蒲(ハナショウブ)や半夏生(ハンゲショウ)が楽しめそうです。

 

 

 

(小さい字は読みづらいシルバー隊、備え付けの拡大鏡を使う男子D)

 

(でも遠くはよく見えるシルバー隊、池のほとりでくつろぐ男子E)

 

上の写真の青い矢印にご注目。

サギだ!アオサギ?

 

 

6月は、花菖蒲や睡蓮を巡るツアーの予定です。みたらし団子も挑戦する?

 

5月17日のシルバー京都巡りのお勘定(一人当たり)

 

 地下鉄・バス1日券 1,100円 (計2,020円分乗りました!)

 大田神社カキツバタ育成協力金 300円

 鯖煮定食 800円

 勧修寺拝観料 500円

 

 合計 2,700円 (❁´◡`❁)