狛イノシシで知られる護王神社(ごおうじんじゃ)。京都御所のそばにあります。

足腰の神様としては、年金世代での知名度は高い神社です。

(知らんかったって?)では、ご案内します。

 

 

先日の京都カキツバタ巡り後編で参拝した岡崎神社は、ウサギ神社として知られていますが、こちら護王神社には珍しい狛イノシシがあります。

ともに干支の年が巡ってくると、テレビのニュースなどで取り上げられ、ちょっとした有名人(神社)になります。

12年に一度ですけど。

 

 

 

なんで、イノシシ?

シルバー京都巡りの年金女子組は、昨年の12月に行ってみました。(注:護王神社の写真は今年5月のものです)

 

神社に掲示してある昔話などをまとめると、

 

ご祭神は和気清麻呂(わけのきよまろ)という奈良時代末期から平安初期にかけて天皇に仕えた貴族。

奈良時代、法皇となって権勢をふるっていた弓削道鏡の怒りを買い、大隅国(鹿児島県)に流されることになりました。

途中、宇佐八幡宮に向かう際、どこからともなく現れた三百頭もの猪が道中を無事案内しました。

その時、不思議にも清麻呂公が悩んでおられた足萎え(あしなえ)が治ったことから、護王神社には狛犬の代わりに狛いのししが建てられ、特に足腰の健康保持、怪我・病気の回復にご利益があると信仰されています。

 

 

 

年金女子2名、しっかりお参りしました。

その後、シルバー京都巡りで、1日に1万3千歩くらいまでの歩行距離の時は、ご利益があったかと感じられます。が、1万7千歩を超えた先日のカキツバタ巡りでは、イノシシさんの効き目が薄かったようで、しばらく足が...

 

清麻呂公のお姉さまは和気広虫(わけのひろむし)という方で、京中の孤児を養育したと言われ、育児の神としての信仰を集めるそうです。(京都検定にも出ました)

 

そうそう、ワッフルの話ですね。

この日女子組は、地下鉄丸太町駅で降りると、護王神社に向かう前に欧風堂のワッフルを買いました。

京都の人たちに人気のある伝統洋菓子です。

いそいそと京都御苑に入り、ベンチに座っていただきました。

1個260円  (●’◡’●)