今、おじさんはJazzにハマっている。Jazzにもジャンルがあると思われるが、どうやらおじさんは、サックスがメインの、どちらかというとマイナーな曲が好きなようだ。

 

 

 曲の名前は分からないし、覚えても次に聞いたときに言えるとも限らない。つまり、覚えるだけ無駄という次第だ。

 

 

 古いJazzで、聞いていて曲名が分かるのは『テイクファイブ』ぐらいのものである。

 

 

 おじさんが通っているリハビリ施設では、自転車風の器具を使用する際、タブレットで自分好みのYoutubeを観て・聞いて時間を潰している訳だが、おじさんはこれまで漢字や計算の番組で時間を潰していた。

 

 

 ある日、直感が閃いてJazzを聞いてみようと思い立ち、しまい込んでいたイヤホンを耳に聞き始めた。これまでBGMとして聞いていたものを改めて曲として聞く。これは我ながらグッドアイデアだ。

 

 

 ところが、豈図らんや、施設全体に流れている演歌のBGMの音が強すぎて、喫茶店で流れているような静かなJazzでは音量を最大にして貰っても聞き取れなかった。

 

 

 

 だがその反作用として演歌BGMを真剣に聞くようになった。これまで真剣に聞いたことはなかったが、真剣に聞くと、発見するところがあった。ところどころ知っている曲とは違っている事に気づいた。

(続く)

 

 

by 考葦(-.-)y-…