何かの拍子にYouTube動画で菅野 完(すがの・たもつ)氏の発言が耳に入って来て、聞くとはなしに聞いていたら、頭のいい人は例外なしに左系になると断言していた。

 

菅野 完

 

  

 私も頭がよかったからコミュニストになったという自慢話にも聞こえるが、そうかなあ?、まともな人間は共産主義を知れば知るほど、真面目に学べば学ぶほど不信感に囚われいく。

 

 

 例えば、ノーメンクラトゥーラという人達がいる。共産貴族と言われる彼らは、彼らが『指導』する庶民とは公平な立場でいるのか。

 

 

 おじさんはコミュニストが信奉する思想的真実は、公平が旨とされているけれども、ノーメンクラトゥーラなる諸氏は明らかに一般庶民とは違うよね。我々は、国自体を作った立役者だから別格だとでも言うのかな。

 

 

 コミュニストは平等だと仰るが、ノーメンクラトゥーラ=共産貴族以外の庶民同士はと言う意味かな。

 

 

 国家を運営するには知識も教養も専門性も必要だ。だから 情報の統制も恐怖も洗脳も必要? 歴史の偽造も、共産主義に必要な都合の良い歴史解釈も必須。

 

 

 自由主義国の名も無き市民は、コミュニストの唱える欺瞞性が鼻持ちならないんだよ。地方議会で共産党を標榜しておられる一部の人が公平を第一の旨として活動されているのは認めるに吝かではない。

 

 

 あっ、捻(ひね)った表現をすると、左系の人々の解釈は乱れるそうだ。共産党の地方議員が、我々、自由主義国で暮らす人間が自由を第一の旨とするのに対し、公平を旨として活動されているのは認めよう、と云う意味だ。

 

 

 高橋洋一嘉悦大学教授は学生時代、『資本論』を一つの経済書として読まれたらしいが、数ページ読んで理論的な誤りがあるのに気付き、それで以降は読む意味が無いと思われたらしい。

 

 

 これはハッキリと高橋氏か長谷川幸洋氏のYouTube動画で観た。因みに、高橋氏は東大の数学科卒で、大蔵相(現財務省)に奉職された誰が聞いても「頭がいい人」に疑いないが、ここで菅野氏の説は破綻している。

 

 

 可哀想にコミュニストじゃない頭のいい人なんて、掃いて捨てるほどいるよ。お気の毒に、その歳まで出会えなかったんだね。

 

 

by 考葦(-.-)