私は安倍晋三と同じ昭和29年生まれだから、決して若くはない。最初笑われた「おじさん」という呼称も、今では自然すぎて、笑いの要素が薄れかかっている。

 

 

 アベガー全盛のおりは、名だたるマスコミ連中は、あっちも言うからうちも言う、あっちがそこまで言うなら、うちはさらに先を言う的に、競ってエスカレートさせ、彼らも何が本筋か分からなかったように見えた。

 

 

 おじさんから見ると、今では一人一人が情報発信者で、旧来のマスコミの価値は薄れるばかりである。旧マスコミは、ネットの情報は玉石混交で『石』部分の情報に気をつけろと、ご親切にもご注意くださる。

 

 

 ご心配なく、あなたたちがネトウヨと仰る我々は、それぞれの法則を見出し、『石』の部分が混じらないように気をつけ、今では誰に強制された訳ではないにも拘わらず、申し合わせたように、同じ人の動画を観ている。

 

 

 マスコミにはヒダリストが多く採用されていることを知ってはいた。それが今ではその社の中心的存在になり、例えばLGBT法を通したとき、通すことによる弊害をネトウヨは瞬時に幾つも思い浮かぶが、大マスコミは見事に1社を除いて沈黙を決め込んだ。

 

 

 その1社とは皆様ご存じ『読売新聞』である。読売新聞は主筆の渡邉恒雄氏が、ネトウヨのおじさんの想定外にお怒りになった。いつもはその他のマスコミ各社と足並みを揃えると想定していたけれど、案に相違して読売の主筆がおじさん側にお立ちになった。

 

 

 おじさんは渡邉恒雄氏が開成の後輩に忖度し、岸田首相押しだと思っていた。おじさんは病気の影響で纏まった文章を読むのがつらいので、渡邉恒雄氏はこれまでビジネス右翼だと思っていたのだが、ことLGBT法案についてはおじさんと同じ側に立つことになった。ちょっと気持ちが悪い。……(^^;)。

 

 

by 考葦(-.-)y-…