沖縄知事選が始まったらしい。知事候補は現沖県知事 玉城デニー氏(共産・立民推薦)、佐喜真淳氏(自民・公明推薦)、下地幹郎氏(維新推薦?)の3氏である。
これを見て思うのは、維新が保守の一員だとすれば、玉城氏を利するだけではないか。つまり何のための立候補なのか、理解に困るのである。
むしろ、玉城氏を当選させるために、佐喜真氏の票を落とし、立候補させたとみる方が理解しやすい。そうすると、玉城氏が心酔している中国共産党の筋書きに下地氏が乗り、維新がハクをつけたというのがとても自然な解釈に思えるのだが、どうだろうか。
まあ、たまたま維新の全国戦略に下地氏が乗ったのかも知れないし、逆に維新が下地氏に利用されているのかも知れない。いずれにしても、明らかに佐喜真氏落選につながるだろう。
維新の創立者橋下徹氏が『上海電力問題』で奇妙な発言を繰り返している。橋下氏は彼なりの論理と証拠から発言されているとは思われるが、綺麗に寸分の隙もなく説明されているとも思えない。
おじさんは当初、橋下氏を見誤まり、維新を公明党に変わる自民の連立候補だと考えていた時期もあった。だが今はなり得るとは毛頭思っていない。今後も冷徹に『上海電力問題』を見続けたと思う。
結局、今回の沖縄知事選は維新は自らの組織の発展の為、選択したとも言えるが、客観的に見ると沖縄県人にとって、情けない結果になると思われる。
はっきり言うと、保守の邪魔をするために送り出されたと思えてならない。
by 考葦(-.-)y-…