こんな時期にでも日本へ航空機で来られるような裕福な外国人の為に医療が崩壊しようとしていたのか。医療関係者の口が堅かったのは認めよう。でも、これは愛国的行動といえるのだろうか。

 

 

 考えればすぐに分かることだが、厚労大臣の加藤が言った〝誤解〟で重症化したり、死亡した「日本人」がきっと居たはずだ。あんたらは日本人の命と引き替えに、中共や朝鮮人の治療を続けていたんだ。

 

 

 人道的という〝魔法〟の言葉を免罪符に自分を納得させていたかも知れないが、そんなものまやかしに過ぎない。

 

 

 カルネアデスの舟板という設問がある。これは法律用語で緊急避難を説明するときに用いる例だと聞いている。医学界には医学界の似たような例題があるのかも知れないが、何を言いたいのかと言うと、命の選択の話である。

 

 

 カルネアデスの舟板というのは、古代ギリシアの哲学者が提唱した問題で、確か一人がしがみついていれば何とか浮く舟板があり、Aがしがみついていたところへ、Bがやってきて掴まろうとした。Aは必死にしがみつかせまいとして抵抗した結果、Bは力尽きておぼれて死んだ。これは殺人になるかという話だったと思う。回答は無罪、逆にBがいきなり板を奪ってAが死亡したときも同様に無罪とされる。

 

 

 これを医療に適用すれば、医療ドラマで大事故で大量の負傷者が出た。その時、若くて負傷の程度が少ない人間から運ぶのだと言い、色分けしたタグを腕か足に着けていく場面を見る。分別はもう少し複雑になると思われるが、似たようなケースが存在する。

 

 

 そう貴方には経験が無いかも知れないが、こういう場合、まず助けるのは日本国籍の人間である。入院して既にICUに入っているからとか、命に貴賤・人種の違いはないという理想の話は今はするな。

 

 

 まず、世界的規模のパンデミックの際は、日本で医療に携わるなら、日本人を第一に助けるのだ。普段は余り意識しない国籍という問題は、こういう場面でものを言うのだ。

 

 

 ところが、誰の指令か、日本に来て無料で治療が受けられると支那から飛行機に乗って来た者が多数いる。この国民を裏切った税金を誰がどう補填するのか。コロナウイルスは曇った目を開かせてくれたはずだ。メディアも知っていて報じないのは昔からそうだが、偉そうに物を言い、安倍叩きに狂奔しているばかりじゃなく、武漢ウイルスに感染した中国人を受け入れ続け、医療機関に治療をさせる売国行為を叩きさえすれば、大きな成果が得られたはずだ。

 

 

 もしこれが自民党政府の指示の下(黙認の下)で行われていたとしたら、閣僚諸君、貴殿らに日本国の舵を取る資格はない。

 

 

 我々は日本と日本人の為に動く(働く)政治家を求めている。自民党の中に、自民党の閣僚以外の人の中に人が居ないのか。いや、そんなことはない。「日本の未来を考える勉強会」を結成する人々がいる。青山氏自身と氏が代表を務める「日本の尊厳と国益を護る会」がある。

 

 

 次に日本の政治の実権を彼らに移動させるために、旧態依然とした自民党的手法を打ち破るイノベーションが必要である。この緩みきった与野党の政治家共は、選挙で一掃しよう。

 

 

 水間氏は国民民主党の政治家にこの元栓を閉めていない問題を委託した。しかし、未だ表立って動きは見えない。水間氏の口からその経緯の説明はあったのだろうか。

 

 

 先に述べたように国民の負託に応える政治家がいないわけではない。自民の若手に人材が払底している訳でもない。有村治子参議院議員もいる。

続く

 

 

by 考葦(-.-)y-…