不謹慎だと思われるかも知れないが、新型コロナウイルスの脅威度、即ち、致死率は大したことないのではないかと思っている。

 

 

 CDCの発表によれば、アメリカのインフルエンザで亡くなる人は7.1%とある。伝染病の定義によれば7.2以上とあるらしく、ほぼ伝染病に近い。このウイルスは新型に属するウイルスであり、免疫が構成されておらず、アメリカ全土に蔓延しやすく、死亡率も高くなっていると思われる。

 

 

 そこへ武漢発の新型コロナウイルスの発生で、アメリカに取ってみれば、いいかげんにしろ、というのが本音であろう。

 

 

 アメリカはCDCという組織を持っている。CDC(アメリカ疾病管理予防センター)は保健福祉省が管轄する組織で、ドラマで観たことがある。

 

 

 真田広之が悪の親玉を演じた『HERIX-黒い遺伝子-』もCDCが舞台のドラマのようだが、WOWWOWで『リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班』というドラマを友人が撮りためていて、それを観た記憶がある。これもCDCだったと思っていたが、カナダのCDCのような組織が舞台となったドラマらしい。

 

 

 そうそう日本の横浜で新型コロナウイルスの発生で港に足止めされていたダイヤモンド・プリンセス号の姉妹船グランド・プリンセス号が、アメリカはサンフランシスコへの寄港を禁じられ、沿岸で停泊中なのだそうだ。アメリカには言いたい放題言われ、返す言葉もなかったが、お手並み拝見といこう。

 

 

ダイヤモンド・プリンセス号:出典 ITmediaビジネス

 

 

 因みに、グランド・プリンセス号には20名の感染者がいると、ワシントンポスト紙が報じたらしい。その中に日本人が4名乗っているが、感染者の中に含まれているかどうかは分からないという。

 

 

 クルーズ船は人生に余裕のある人々が優雅な船旅に使う船舶だ。アメリカさん、これからどのように退治なさるのか拝見させて頂く。

 

 

 尚、ダイヤモンド・プリンセス号は英国の船だと思っていたが、今日読んだ記事にはアメリカの会社『プリンセス・クルーズ』が保有していると書いてあった。

 

 

 だったら我が国には米軍が駐留している訳で、ノウハウがあるならお手伝いしましょうと言えたはずだが、ずっと傍観していて、最後にはたまりかねた風で自国へ移送すると言いだした。主権国家の顔を立ててくれたとの見方も出来るが、はたしてそうだったのか。

 

 

 おそらく日本へ寄港したときには既に100人ほどの感染者が居たはずで、もしアメリカ籍が本当なら。アメリカは船籍を保有する国として、一言の詫びがあってもよかったのではないか。慰労の言葉があってもよかったのではないか。

 

 

 感染が拡大した背景には、感染者が居るのが分かっていながら、カジノや娯楽に興じる客が多かったのも原因の一つのようだ。それはグランド・プリンセスがハワイを往復した時の様子でも明らかである。最終的に20人が何人になるのか知らないが、せいぜいご武運をお祈りする。

 

 

 船籍と寄港地の法律関係は難しそうだ。航空機なら公海上を飛行している時に逮捕するシーンを何度か見た記憶があるが、船舶はどうなるのだろう。

 

 

 そもそもダイヤモンド・プリンセス号を入港拒否することは出来たのかに始まり、検疫をし感染者を日本の病院に運び治療したり、拡大しないよう施設に隔離するーーこの費用は誰が負担するのか。

 

 

 ようやく中国・韓国からの入国を禁止する方針が決定した。中国は理解を示したそうだが、かの国は反発し駐韓大使を呼びつけお叱りになり、対抗措置を取ってくるようだ。どのようになさっても構わないが、いっそのこと在日様もお引き取りになれば宜しいのに。

 

 

by 考葦(-.-)y-…