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邦訳で出版された電子書籍
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エイリアン インタビュー (リーダーズ・エディション): Readers Edition
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さて、ここで地球の現状に戻りましょう。いま地球の人類が不死を信じず、霊魂の存在の有無をいつまでも議論しているのは、旧帝国が構築した遠隔操作による催眠術オペレーションがいまだ機能しているからだと言い、ドメインの攻撃は旧帝国の遠隔マインドコントロールシステムに多少損害を与えた程度だとエアルは冷静に分析しています。
こちらとしては早く完全に破壊して欲しいものですが、『機械』が何処に設置されているのか、ドメインの科学力をもってしても直ちには発見できないものなのだそうです。旧帝国の勢力が消滅し、良い方に効果が出ているかどうかは正直なところ判りません。ただ、おじさんが若い頃に比べて、少しは不死と魂の事を理解している人が増えたかなという程度です。それは出版物が格段に増えたことによる印象でしかないのですが、売れるから出版する → 興味を持ち理解している人が増加しているのだろうという単純な推測だけです。
残念なことに、ドメインにとって地球はドメインの勢力範囲内にある資源の存在する惑星という程度の位置づけであり、1947年当時、旧帝国が地球や太陽系惑星内に設置した〝装置〟を本格的に捜して破壊しようというプランはないようです。それには相当な時間と研究が必要だからと言うのです。
ドメインは月や小惑星帯に基地を構築し、さらに勢力範囲を広げることが当面の目的だと言っています。人類は邪悪な宇宙人が地球を征服するため侵略してくるのではないかと恐れていますが、居住するために地球に移住するという考えは、ドメインのIS-BEにとって「冗談でしょう?」といったレベルの問題なのだそうです。
重力が強すぎ、大気が濃すぎ、地殻部分は流動的な液体だし、地震、火山噴火が多い。それに住んでいるIS-BEに狂気の人間が多いので、移住を選択するIS-BEはいないだろうと言っています。
衝撃的だったのは、地球を牢獄惑星とエアルが表現していたことです。比喩ではなく本当の牢獄として利用されているということです。何故、牢獄なのか、それは旧帝国内のIS-BEが、犯罪者達を地球に捨てに来るからだそうです。その証拠が多様な人種の存在なのだと言います。それに加えて、おじさんは、カオスとしか言いようのない価値の混乱、何時になっても戦争が終わらない現状なども挙げたいと思います。
輪廻転生による記憶喪失(刷新)というメカニズム、即ち、人間の輪廻転生は、魂の発展・進歩のためにあるとおじさんは解釈していましたが、どうやらそれは旧帝国による偽装プログラムにまんまと騙されていたということになるようです。真実はそうではなく、旧帝国によるIS-BEに昔を思い出させないために短いサイクルで記憶喪失にさせるという犯罪行為が行われているとエアルは言います。
つまり、共産主義のように自分等、為政者に都合の悪い者達を『犯罪者』と規定し、その『犯罪者』を輪廻を繰り返す惑星に閉じ込めることによって、自分がIS-BEなのだという事を思い出させることなく永遠に地球に束縛できるのです。懲役、永遠という刑罰と考えても良いでしょう。
ドメインは自分がIS-BEだと思い出させるために、地球から何人か影響力のある者を選んで教育を施したと言います。しかし、結果は思わしくなく、最悪なのは人間がすべてIS-BE(不死)なのだという事を理解せず、IS-BEなのは一人であると言ったことだそうです。誤解・誤用、ひどい理解力のなさですね。つまりこれは責任を『神』なるものの手に委ね、自分が責任を取るというという事を放棄した態度だとエアルは言います。
『この改ざんされた考えを、自分の人生に対して責任を負いたくない者たちに教えるのは簡単である。奴隷とはそのような存在である。創造、存在と自分の思考と行動に対する個人的な説明責任に関する責任を他人にとらせる選択をする限り、その者は奴隷である。』
含蓄がありますね。
続く
by 考葦(-.-)y-~~~