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邦訳で出版された電子書籍
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エイリアン インタビュー (リーダーズ・エディション): Readers Edition
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尚、エアルが所属するドメインというスペースオペラ組織は、〝80兆年!!〟前に出来た組織であり、別に旧帝国と言われる組織もあるそうです。何だかスター・ウォーズの世界を彷彿させますが、エアルが語る真実はもっと厳しいものです。
太陽系には旧帝国の方が早く到達しており、エアルの話では、現在、旧帝国はドメインによって一掃された模様ですが、連中が残している装置は、いまだ人間に対して機能しており、ドメインの人々も罠に取り込まれないように、今回のような任務の時は気を張っているそうです。
エアルは話の中で自分の造語を用いると宣言しています。最も頻繁に出てくる言葉は「IS-BE」という言葉です。日本語で読めば「イズ・ビー」となります。この言葉を理解して貰うには、少々説明が必要になります。重要な部分ですので、翻訳された文章をそのまま引用します。
『私は個人的に、すべての感覚をもつ存在たちは不死の霊的存在であるという信念を持っている。これには人間も含まれている。また私は正確性と単純さのために、話の中に自分の造語を用いる。それが「IS-BE」だ。何故なら不死の第一の性質とは、彼らが時間の無い「is(存在する)」という状態の中で生き、彼らの存在の唯一の理由は彼らが「be(そうなる)」ということを決めるからである。』
エイリアンインタビュー (リーダーズダイジェスト版)より
意味深長な言葉ですね。我々はエアル等ドメインの人々と同じように不死の存在であり、IS-BE(イズ・ビー)なのだと言います。ドメインが地球を含む太陽系にやって来たのは、約1万年前からで、旧帝国の本営を破壊し、8200年前に地球に基地を設けましたが、1個大隊3000人の兵士が火星基地にいた旧帝国の残存勢力に攻撃され、記憶を消されて捉えられていたと言います。数十年後、指揮官が脱出に成功し、火星にある旧帝国の基地の位置を教え、ドメインが攻撃し破壊した模様です。
そして旧帝国の宇宙艦隊の残存勢力を破壊し終えたのが、西暦1150年、それから西洋文明を観察してきたと言います。
まさにスペース・オペラのような戦争が宇宙で繰り広げられていたんですね。読者の中には太陽系や惑星間を移動できるような科学技術力をもった知的生命が全体主義国家であることが不可解だと言う人もあるでしょう。とうに核で滅びているはずだと。しかし、エアルは旧帝国のような種族はこの宇宙では珍しくないと言っています。
真偽の程は分かりませんが、中国や北朝鮮のような国家が一人核兵器を持ったとしたら、そういう事になりそうな気がします。
今、エアルが語った年代に焦点を合わせ整理検証しながら読み直してみましたが、明らかな矛盾は発見できませんでした。
続く
by 考葦(-.-)y-~~~