バンコクジジイのたわ言さんによると、韓国メディアがあるロシア人の〝10年後にはロケット先進国になっている〟と云うリップサービスを真に受けて、記事になさった模様である。
イラストレインより
そのロシア人とは、ロシア企業S7スペースのユーリ・アルジュマニャン顧問(66)と云い、6日に羅老(ナロ)宇宙センターで開かれた韓国航空宇宙学会主催の宇宙ロケットシンポジウムに参加して、そこで件の発言となった模様である。
講演の中か、講演後の質疑応答か、はたまたパネルディスカッションの中でかは、書かれていないので定かではないが、韓国は『ロケット技術は1970年代のロシアの技術レベル』と評価なさったそうな。
そう言われて嬉しいことなのかどうか、おじさんには即座には分からないが、人類初の有人宇宙飛行士ガガーリンが「地球は青かった」と言ったのが1961年、1970年代にはさらに進歩しているだろうから、相当な褒め言葉である。
さらにア顧問は「10年後には先進国と肩を並べる」ほどのスピードで進化していると仰せになったそうで、浮かれて選んだ記事のタイトルが痛々しい。しかし記者の質問は止まることを知らず、「再使用ロケットが世界的なトレンドだが」と自動車感覚のレベルで質問した。
ここへ来て、流石のア顧問もやんわりと、ロケット発射には目的が必要で、ミサイルなのか通信衛星を打ち上げるのか、軍事衛星打ち上げなのかによって変わってくるし、再利用するにしても次に打ち上げるサイクルが早くないと、埃をかぶる事になりますよと婉曲に窘(たしな)めている。
日本人が聞けば、今は最新トレンドの事を気にかけるより、地道な研究と安全性と確実性の高いロケットを製作する方が先決ですよ、と言っているのが理解できるが、あちらは10年後には先進国に肩を並べるだろうという言葉の方だけをメモして記事にする。
イラストレインより
気持ちよく夢想しておられるところ真に恐縮だが、次の事に向かうよりも、まず、反省が先ではないだろうか。例えば御国の戦車である。可及的速やかに開発しなければならないはずの国防に直結する『戦車』が、何時になったら完成するか分からないと云うより、完成しないことが確定しているという体たらくである。戦車のPPも作れないのに、ロケットがどうだこうだと希望を語ったところで、益するところは何もないよ。
ところが、エンジンと変速機を併せたパワーパックが自国で出来ないのに、何と戦車を輸出する鉄面皮なお国柄なのだ。当然、輸入したトルコは鉄の塊だけを買ったのである。ネットでは鉄製のプラモデルを買ったと揶揄されている。
ドイツ製のPPを取り付けたら動くことは動くのだが、装甲板など日本やドイツはセラミックを用いた装甲になっているらしいけれど、もともとPPが載っていたドイツ製が軽量強固なものに進化しているのに比べ、韓国自前の装甲が軽くて丈夫な訳がない。つまり機動力が劣る事は避けられないのだ。
そのくせスペックだけは高く公表なさるものだから、最後は自分の首を絞める事になる。予算的には我が国以上なのに、戦車のPP一つ自前で出来ないのは、まずは技術力が劣ることと、加えて某国のイージスさんがいつも言っているポッケナイナイが官僚の各レベルで行われているからだと思われる。
企業側も誉めてはいられない。PPの研究開発費を他の研究に回したりして、国に対する背徳行為を恥も外聞もなく平気で行える体質なのだ。公的資金は自分を潤わせるためにあると言わんばかりに、根本から思考が歪んでしまっているのである。
だが、おじさんはそんな韓国が好きである。だって、もし敵対したとしても満足に機能する兵器が少ないのだから、正直、今の韓国思考大歓迎といったところである。
だけど、朝鮮民族にはもっと素敵な特徴があるらしいのだ。それは複数の人間が纏まって事を行えないというものだそうな。ある記事で、執筆者が韓国内のデモの様子を報じているニュースを見て、これは北が絵を描いて扇動していると思ったと書いてあったので、何故分かるのかと疑問に思っていたら、執筆者は韓国通か在日から帰化された人のように記憶しているが、その人が言うには、纏まって物事を行えている事自体が北指導の証拠だと言う。
北の人民は恐怖と洗脳によって命令すれば遂行するが、韓国では二、三人集まると必ず仲違いするそうである。ロケットという大きな精密機械のような製品は数百人、数千人の技術力を結集しなければ成功しない。一つの目標(〝夢〟)に向かって協力し合わないと絶対に上手くいかないと日本人なら思う。
数人寄ると仲違い、協力して大きな物事を成し遂げられない民族――将来、脅威になりうる国としては有り難い。ところで、戦車の続きだが、ドイツ製のPPを取り付けた戦車も砲塔を回すと消化剤が噴出する優れものだそうだ。
他にも、新しい戦闘機の操縦指導をするために後ろに乗った上官が離陸前に飛び出されたそうな。何でもレバーを間違えて緊急離脱用のレバーを引いたのが原因のようである。
出典:浮世風呂
素晴らしい。もっともっとネタを積み上げて欲しい。二流のお笑い芸人よりよほど面白い。
by 考葦(-.-)y-~~~


