悪質タックルに関する第三者委員会の中間報告が為された模様である。

 

 

 

 

 

MY J:COM より

 http://myjcom-x002.newswatch.co.jp/society/story/20180629-00000007-wordleaf.html

 

 

 書かれている1問1答を見ると、意外と言って失礼ならば、かつて朝日新聞が作った第三者委員会なるものが出した答申に比べれば、あまりにもまともな内容に拍子抜けしたと同時に安堵したというのが実感である。引用した動画が、朝日新聞社投稿の動画であることは皮肉極まりない。

 

 

 内田前監督やコーチが釈明した会見が虚偽であるとは書かれいないが、指示があったと多くの部員が認識していたと述べている点が、言外に会見が虚偽であったと回答しているのと同じである。

 

 

 記者の質問に、内田、井上以外の一部の日大関係者が〝事件〟のもみ消しを図ろうとしていたと回答されているのを踏まえると、日大は日常的に臭い物に蓋をする慣習が横行しており、今回もその手法を迷わず踏襲したが、事が反吐が出るほど卑劣・悪質極まりないため、世間がそっとしておいてはくれなかった、というのが本音のようだ。

 

 

 最近、マスコミも日大問題から豪雨被害に関心が移ったように見えるが、TBSはしっかり悪質タックル問題を取り上げていたと聞いている。

 

 

 もちろん、問題を風化させないようにと云うような崇高な理念に裏打ちされているからではなく、おじさんは日大は保守勢力の雄であり、保守の一角を叩いておけば、何かと都合がいいだろうという見込みからであると推察している。

 

 

 それともオウムの死刑囚に関する報道をすれば、坂本弁護士殺害に触れざるを得ず、まさか先にオウムにビデオを見せていた事が原因と報じる訳にもいかず、日大問題にシフトせざるを得なかったのかも知れない。

 

 

 ワイドシューはニュースでも報道でもなく、バラエティーという位置づけだそうで、言ったことが事実という裏付けはいらないようだ。報道風に報じて誤報・偽報の責任は回避できるという便利な番組なのである。テレビのお得意の印象操作でも、動画の切り貼りによる趣旨の歪曲、改竄も、バラエティーなのだからOKと考えているのだろう。

 

 

 第三者委員会のまともさと、第三者委員会に言わずに後任の監督を公募したところなど、なかなかワンマンな運営の片鱗が窺える。

 

 

 関連動画を観ていると、こんな田中理事長の動画を発見した。

 

 

 

 

 田中大看板、お元気なご様子、陰ながらお慶び申し上げます。世間が忘れた頃に内田を戻すと発言されたとか。流石は懐の深い面倒見の良いお言葉に内田師範も涙涙の様子だったと、拝察されます。これを大人物と言わずして何と言いましょう。

 

 

 任侠に生きる快男児の、お写真でしか見たことがない〝任侠物〟の一幕を思い出しました。ご気分がお宜しいときに斯様な空気を読まない発言をするのも如何なものかと存じますが、今、世間が日大を取り上げないのは、未曾有の水害があったことに加え、第三者委員会が調査中ということで、一応、紳士として様子を窺っているだけかと推量致します。

 

 

 それと内田アメフト踊りの師範を復帰させる件につきましても、小生は如何なものか思料致します。第三者委員会の中間報告でも内田師範と井上師範代は、他の社中の有望な踊り手に故意に怪我をさせるよう命じたと、断定されております。

 

 

 いえいえ、それよりもむしろ、この時点で何故、人の噂も七十五日式の75日過ぎたと判断されたのか、甚だ不可解であります。噂には聞いておりましたが、院政が長すぎて世間の常識とズレているという言葉が、本当だとは思いたくありません。浅学非才の小生の目から見ても、責任の所在が田中大看板に迫っていると見えますのに、呑気に世間が忘れることを待っているなど、周りに人はいないのかと、涙を禁じ得ません。

 

 

 暑さ厳しき折から、くれぐれもお体を大切に。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~