関東学生連盟が日大の悪質タックル問題に関し、処分を決定したとの発表が行われた。

 

 

 

 

 ご覧になったとおり、当事者の宮川選手は今年度末までの公式試合出場禁止、内田前監督、井上前(?)コーチは最も重い〝除名〟、森コーチは資格剥奪・登録の抹消という処分がなされた模様である。

 

 

 この中で、記者の内田、井上の会見は虚偽だったとの認識かとの問いに、そうだと回答している。連盟は個別の事情調査をしたはずであり、我々が聞いたのと同じ回答を耳にしたと推定されるが、それは虚偽だと断定したのである。

 

 因みに、関東学生連盟が掲げている処罰規定は重い順に次のようになっている。

  1. 「除名」
  2. 「資格の剥奪」
  3. 「団体活動の一時的または無期限停止」
  4. 「公式試合の無期限出場資格の停止」
  5. 「公式試合の一定期間出場資格の停止」
  6. 「公式試合の一定数出場資格の停止」
  7. 「戒告」
  8. 「訓告」

 NHK NEWS WEBを参考に整理した。

 

 

 つまり、至って正常な感覚を有していたということになり、いわゆる自浄作用を持ち合わせている組織だということが明らかになった。また宮川選手の勇気ある会見をすくいあげ、温情ある処分になっている気がするのはおじさんだけであろうか。ここが自浄作用なき相撲協会と決定的に違うところだ。

 

 

 貴乃花親方の降格処分を決定して理事長以下気分が良いだろうが、貴乃花はこのままでは終わるまい。ルールを守ると言いながら、守る振りをしてルール違反を繰り返してきたのが相撲協会ではなかったのか。

 

 

 池坊のおばはんの会見は、貴乃花に対する、薄ぺっらな悪感情による処分が見え見えであった。こんなおばはんを第三者的委員会の長に座らせること自体に、相撲協会の限界を見る思いがする。

 

 

 日大の記事なので相撲協会はこのくらいしにしておくが、相撲部出身の田中理事長をこのまま居座らせる訳にはいかないだろう。

 

 

 何度でも写真を引用させて貰うが、この写真が出て何故、理事長の椅子に座っていられるのか。田中支配体制が完了して、日大内では意見を述べることが出来ないほど権力が田中に集中しているのだろう。

 

 

田中 日大理事長と山口組六代目 司忍 組長

出典:敬愛天人のブログ

 

 

 此度の宮川選手の事件は日大を浄化するチャンスだとおじさんは思うのだが、いかがだろうか。おじさんも最初はアメフト部に憤った。宮川選手、内田監督に腹を立てていた。その折りは、日大そのものは何とも思っていなかった。監督の特殊な性格が生んだ事件であると考えていたのだ。

 

 

 ご覧頂いている方の中には、日大卒の方がたくさんいらっしゃるだろう。話を聞いておじさんを腹立たしく思っておられると想像する。

 

 

 しかしながら、田中・内田体制を知ったいまとなっては、純粋に学問の府に戻り、再度立て直して行かれることを切に願う感情しかない。そのためには諸悪の根源である田中と内田を放逐することがOB、父兄、関係者の総力を挙げて取り組んでいくべき課題だと思料する。もし、気持ちが萎えたなら、件の写真を見て何度でも憤って頂きたいと思う。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~