北朝鮮の金正恩が訪中し習近平と会談したというニュースが流れてきた。会談中、正恩が殊勝にメモを取る映像が流れていたが、これをどう解釈するかによって、今後、打つ手が違ってくる。
習近平と金正恩:出典 Yahoo Japan ニュース
中国は北が言うことを聞かないので、世界的な経済封鎖に同調していたが、素直に言うことを聞くとなったら、元のように北を庇う姿勢に戻ることが考えられる。
これを北の方針変更の兆しと読むのは早計である。普通の国家の振りをして東京オリンピックなどを持ち出し、それにお馬鹿のIOCバッハ会長や南の文在寅(ムン・ジェイン)が乗せられ、文化的交流を演出しているが、おそらく〝援助〟というお土産が付いているに違いないし、一時の苦し紛れの振る舞いであろう。北は核兵器開発を止める気はないと見ている。
おじさんなどは、軍事圧力と経済封鎖が効き始めた証拠と捉え、さらに厳しく物の流入を取り締まるべきだと考えるが、日朝首脳会談は何時するのかとか、何故しないのかと外務大臣に聞いた記者がいる。韓国には賠償金を支払っているが、北には支払っていないので、それを土産に日朝会談を申し込めというお馬鹿も現れた。
信じる人がいるといけないので念のために言っておくと、北へ支払う分は韓国がこちらが朝鮮半島の唯一の国家だと言って受け取ってしまっている。件の記者かコメンテーターはその事を知らないと見える。韓国も都合の悪いことはお隠しなるから、不勉強な記者が知らなくてもおかしくはない。
日朝会談を早くしないと何故、取り残されると思うのだろう。安倍首相がトランプ大統領と連絡をとっていないと思うのだろうか。拉致被害者を救出するために、いずれは会談をする事になろうが、今は冷徹に蟻のはい出る隙もないくらい、北への物資の流出防止を強化する以外の選択肢はない。人道的な観点から食料の援助を言い出す者がきっと出てくると思うが、ミサイル開発の金を回せばいいのである。検証可能な方法による査察を受け入れ、核兵器開発を放棄すると言えば、世界は放ってはおかないだろう。
拉致被害者の家族の心情は、早く行って取り戻して欲しいというものだろう。だから会談を早くという気持ちは分かる。しかし、野党の立憲民主党などは表向きは拉致被害者の救出と言っているが、本心は北を助けたくて仕方が無いのだ。だから、一度で連れて帰る意気込みで乗り込まなければならない。そのタイミングは安倍なら分かっている。
おそらく日本に潜入している北の工作員から日本の協力員へ、直接間接に北へ物資を搬送をするよう指令が来ているだろう。おそらく国内は耐えがたい窮乏状態にあると推定される。その証拠に平昌オリンピックで来韓した北の美人応援団がものすごく食べると、彼女たちが宿泊した食堂の人間が感想を述べていた。
そりゃそうだろう。おじさんから見ると、韓国人が作る料理など勘弁してと言いたいくらいだが、北の応援団は十分に食料も摂れていないのだ。食べることが生きることだと考えているに違いない。韓国に亡命した軍人にして栄養が足りず寄生虫に冒されていた。板門店の軍人はエリート中のエリートだろう。それがこの有様だ。あとは推して知るべしであろう。
北朝鮮軍人亡命:出典 YOMIURI ONLINE
日本が悔やんでも悔やみきれないのは、朝鮮を生き延びさせたことだ。その時々の判断は誤っていない。しかし,朝鮮人という民族の愚劣さ狡猾さを見誤っていた。今ほど朝鮮人の事を知っていれば、政策は変わっていたと思われる。内に在日という反日分子を抱え込み、一応、日本国籍ながら反日に勤しむ国会議員を多数抱えている。本当の日本人なら何故、帰化人に投票するのか。
愚劣な進歩的という誰も検証していない脳内の仮説にしがみつき、男女平等、夫婦別姓、雇用機会均を打ち出す左派リベラル――、こいつ等も日本の力を削ぐことに加担している。以上により、今は傍観が正解だ。
by 考葦(-.-)y-~~~