長年生きてきて少し分かった事がある。過ちを犯す者は基本中の基本を失念していることである。

 

 

 例えば、新聞記者なら情報を聞きつけるセンサーの感度も必要だが、確実に裏を取って、自分が仮定するストーリーに合うかどうかの地道な作業はセットと教えられている筈である。そしてストーリーに合わない部分が出てくると、ストーリーそのものが誤っているのではないかと一度、立ち止まらなくてはならない。

 

 

 リブログした記事で言うと、データの捏造があった科学情報誌の編集委員に山中教授が名を連ねていたという1点だけを根拠に、山中教授が関与していたのではないかと言う記事を書いたというものである。

 


 


 この程度で関与を疑う記事を書ける松吉という記者は、取材のイロハを忘れたと言うより、物事を素直に眺める事が出来ない人間である。前文部科学省事務次官の前川喜平を、リスクを物ともせず権力に立ち向かった英雄のように捉えている図は、左巻の物事をバイアスのかかった目でしか見られない人物なのだと見当が付く。

 

 

 朝日の記者によくあるような典型的左翼人士である。前川が禁じられている天下りを、中心になって積極的に斡旋した責任をとった人間で、出会い系バーに〝貧困調査〟のためにお通いになられていたことを知ってもなお、前川ヒーロー説は揺るがなかった。
 
 
 普通の男なら、出会い系バーに通う意味を1秒以内に理解できる。むしろ、国家公務員でありながら、そこそこの地位になってからも、延々通う男に重要な事は頼めない、言葉を信用しては駄目だと判断するのがブンヤではないのか。
 
 
 いや、問題はそこではない。こんな記者がわんさかいるだろうとは予想していたが、記事をそっとタイトルごと差し替え、ぬけぬけとしているところを見ると、共同通信が会社ごとぐるになって隠蔽しようとしている疑いがある。
 
 
 「保守ですが何か?」さんの素早いコピペがなかったら、知らないうちに「無し」にしてしまわれるところだった。拡散してお礼とその労に報いたいと思う。
 
 
by 考葦(-.-)y-~~~