ネットスラングというか、ネット人士が発明する言葉は、おじさんから見ても秀逸なものが多い。

 

 

 ネット人士等は、一言居士ならぬワンセンテンス居士が多い。ワンセンテンスだから文法の誤りは少なく、むしろ、ワンセンテンスで納めようと推敲をしている節すら窺える。

 

 

 言葉それ自体ももちろんだが、多くの人士が受け入れ使用することによって輝きを増す性質のものである。

 

 

 スラングはけしからんという意見を述べようものなら、無視されるか袋だたきに遭いそうだ。おじさんはそんな狭量の人間ではないし、むしろ発明と発展変化に興味を持って眺める性質だと思っている。

 

 

 それを一番最初に発明し、発表した人は誰かいるはずだが、それを誇らしげに主張する者もなく、広まりゆくのをにんまり眺めている姿勢も好ましい。

 

 

 おじさんが知った言葉の中で、近頃ではメンヘラというのをとても気に入っている。釈迦に説法になるけれども、メンヘラとは2chのメンタルヘルス板で生まれた言葉と承知しているが、その板に通う人という意味で【-er】を付けてメンヘラになったようである。それがやがて変化し、ちょっとおかしい人⇒精神を病んだ人として定着した模様である。

 

 

 ネットがなければ数百年かかった変化が、数ヶ月ないし1年で見ることが出来、学者の格好の研究材料になると思うのだが、研究している国語学者などはあまり聞いたことがない。

 

 

 今、2chを検索したら、5chというものがヒットした。巨大になり過ぎて離れのようなものが出来たのかと、5chに移ると、2chの立ち上げ人が運営している。面白そうだったが、今はスルーしておこう。

 

 

 おじさんは2chで生まれたスラングを好きだと言うことが分かった。一度だって、発言した事がないのにね。結論は、コメントにネットスラングを使ってもらっても構いませんよ、というお話でした。では……。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~