前にも述べたが、彼等は感性が封建時代のまま生きているのである。韓国では年長者を敬えとか、形ばかりの大仰な儀礼を歴史ある国だと威張りたいがためにドラマにも取り入れている。

 

 

 中でも一番鼻持ちならないのは、世界文化の中心だと本気で思っている点である。日本人の中にもそれを肯定する者がいて、これからは中国の世界であり、日本は中国に気に入って貰えなければ、取り残されその他大勢の一国に成り下がるといった書物が溢れた事があった。

 

 

 確かに、10%に近い成長率で進んでいたときには、それが真実を語っていると思われた時もあった。しかし、共産党独裁国家で、経済だけを自由主義国風に運営したとしても、最後には辻褄が合わなくなる部分が出てくる。今、その乖離(かいり)がマックスに達していると分析する評論家もいる。いや、すでに破綻していてゆっくりと死に向かって進んでいるという識者もいる。習近平の近頃の動きは、断末魔の叫びだと分析するウォチャーもいるくらいである。

 

 

 いずれも当たっているのだろう。もし巨大な国が混乱したら、シリアの比ではないだろう。大挙して日本に押し寄せたら、日本は破綻するのは確実である。昔もあったかどうか知らないが、今の中国人にモラルはない。今、安易に永住権を与えようとしているようだが、この特亜3国以外の国なら短い滞在期間でも永住権を与えてもいいかもしれないけれど、こと特亜3国に関してはむしろ基本的に永住権は与えない方向で進むべきだ。

 

 

 支那は中華思想という独りよがりの思想から抜け出すことは出来ないだろう。すでに共産主義とセットで国民を強権で縛る人権無視のシステムが完成している。

 

以上、2016-12-28 16:01:50 に書いたものです。

 

 

 最近、2冊の好著が出版された。一つは下記の門田隆将氏と石平氏の対談形式の本、

 

 

 

 

 

 もう一つはケント・ギルバート氏の下記の本である。

 

 

 

 

 どちらも中国人の中華思想と膨張主義が終わることはないとよく解る本である。

 

 

 殊(こと)にケント氏が儒教に蝕(むしば)まれた支那の精神的背景を理解されたことは日本にとって頗(すこぶ)る幸いである。アメリカ国内にいる日本学者や、東南アジア専門家と称する人々の少々ピントのずれた見解と提言、それに基づき採られる政策がいつもズレている点が修正されるかも知れないからだ。

 

 

 儒教は哲学と分類してもいいだろう。高邁な精神世界で理屈をこねまわす西洋風哲学ではないが、君主の振るまい、臣下の振るまいといった実践的な哲学である。しかし、儒教という命名の仕方でも想像できるように、一種の宗教としてカルト的人士を作り出すようである。

 

 

 ただ最悪なことに、宗教のように次元と力の異なる神と個人ように、見えざる万能の力に畏怖するということがない。その上、マルクス主義によって儒教の良い面もほぼ全面的に削除され、自分たちが世界の中心だという中華思想だけが残ってしまっている。この肥大した自意識は質が悪いことこの上ない。

 

 

 アヘン戦争で敗北したのは、自分たちに力が無かったからだ。力を得た今は、誰にも邪魔をさせずに版図を拡大するのだとなるらしい。南シナ海も尖閣諸島を窺うのも、当然の帰結であり、派閥争いをしていても、主席が誰になろうとそれは共通していると石平氏は言う。

 

 

 そうなれば、軍事以外に止めるのは不可能である。巷には「誰が戦争ができる国にした」といった言説を吐く人が居るが、戦争をしないために十分な武装をするという当たり前の事が理解できない人士が数多存在する。これまで戦争が起きなかったのは、世界の国々を信頼した結果だと本気で信じている人が居る。

 

 

 抑止というものは、解りやすくいえば、反撃を恐れて手を拱かせる事である。夜郎自大に支那は軍備を増強し続けている。しかしどれほど空母を建造したとて潜水艦から数発通常兵器の魚雷を当てれば、お釈迦になるだろう。護衛のため周りに何隻潜水艦を配備しても、艦の優劣の差は如実に表れるだろう。

 

 

 我が国がいやがること、日本人がイラッとする事ならなんでもやる韓国、此度、シーシェパード韓国支部ができたそうだ。日本の調査捕鯨やイルカ漁などをターゲットにすることは目に見えている。

 

 

 実は韓国が大変な捕鯨国であることは知られていない。日本の調査船が年間穫る数より多くの鯨をシレっと穫り、日本を攻めているのだ。4倍との説もある。

 

 

 さて、シーシェパード韓国支部が自国の無断の捕鯨に声を上げられるのか。上げられる訳がない、だって朝鮮人だもの。

 

 

by 考葦(-.-)y-~~~