http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160322/k10010452541000.html
伊勢志摩サミットに向けて、安倍総理大臣が著名な経済学者と意見を交わす3回目の会合が開かれ、ノーベル経済学賞受賞者のクルーグマン氏は「世界経済には弱さがまん延している」と述べ、来年4月の消費税率の引き上げは先送りすべきだという考えを示しました。
(後略)

 上記記事はNHK_NEWS_WEBの記事ですが、いつもの三橋貴明氏のブログからの孫引き(部分)です。

出典:REUTERS


 おじさんの場合は自分の生活実感から出た〝消費税増税反対〟ですが、経済学的見地からもそういうアドバイスがあったということは心強い事です。


 先だって麻生財務省が予定通り行う旨の発言がありましたけれども、氏はまるで庶民とは異なる立場で物を言うきらいがあります。


 内閣にこのような増税論者を抱えては首相も苦しいところでしょう。悪夢の民主党政権から見れば多少とも希望が持てるとは言え、クルーグマン教授の『デフレは脱却していない』という言葉は、アベノミクスがまだ道半ばであることを意味しています。


 財政健全化は税収が上がってからでいいと思います。安倍総理はデフレ脱却に邁進してください。その手始めとして消費税増税先送りではなく、先の3%の増税を廃止しなければなりません。今が先送りされている状況ですが、現実はこの有様です。つまり、さらに上げるかどうかという議論より、先の消費税増税が失政ということになります。


 デフレという悪魔に長年取り憑かれていたことを忘れてはなりません。何よりこれを退治するのではなかったのですか。悪魔を祓ってから財政を健全化すべく政策を立てればいいのです。おじさんは3%の増税をするときに申しました。アベノミクスが失敗する事があれば、これが原因になるだろうと。今財政出動しなければ、本当にアベノミクスは頓挫したまま終焉します。


by 考葦(-.-)y-~~~