万引きしていないのに万引きしたと記録され、高校進学の推薦文を書けないと言われた少年が自殺した。しかし真実は他の生徒の万引きを死んだ生徒に書き間違えていたようである。こんな不注意な教師の居る学校に行くことになった巡り合わせはあまりにも不運である。だが本当に不注意だったのか。
アメーバニュースの記事を見てみよう。
生徒自殺、全校集会で謝罪
=誤った指導の経緯説明-広島
http://news.ameba.jp/20160309-349/2016年03月09日 11時51分
おじさんなら、生徒の生徒指導用の資料に万引きの事実を書く必要が生じた際は、他の生徒の記録簿に書き間違えないか100回は確認するだろう。将来ある生徒を預かるとはそういうものではないのか。担任がどんなに馬鹿でいけ好かない奴でも生徒は我慢するしかないのだ。
書いた教師はどうした。今回の担任と違うはずだ。それとも書いたのは今回体調不良で欠席している担任で、誰が万引きしたということすら定かでないほど、万引き事件が多かったのか。
それとも自殺した生徒は大人しくて、存在すら念頭になかったか。それに『──生徒指導用の資料で、本来は進路指導に参照するものではなかった。』ってか。ふざけんな! これは完全な担任による生徒虐めではないか。カウンセラーを置くのも結構だが、死んだ人間にはカウンセリングは効かない。一体、死んだ生徒はどうしてくれるんだ。えっ、担任さん。
いやいや、まだ詳細を把握するまでに、いきり立って批判するのはよろしくない。もう少しこの間の事情を調査することにする。
今、関連記事を幾つか読んできた。その結果は、どうやら担任は女性で、担任が生徒指導会議用に作成した〝電子データ〟作成時に誤記したもののようである。明らかな担任のミスである。電子データと偉そうに言っているが、フォームが決まったエクセルか何かの表に文字を入力しただけだろう。
先程も言ったが、おじさんは人の一生を左右するかも知れないデータを入力するときは、100回ぐらい見直す。自慢するつもりは毛頭なく、自分がこういう場合に転記ミスをしがちであることを熟知しているからである。それにしても推薦文が書けないほどの重大事なら余計見直すだろう。
おかしいのは事件が起こったのが当該女教師が担任する前なら、どうして過去の記録を見なかったのかと言う点である。一人一人を理解するために成績はもちろん、過去の非行にも目を通しておくべきだろう。そうすれば誰が万引きをしているかが記憶に残るはずだ。現在、悔いて立ち直っていればそれはそれで喜ばしい事だし、見なかったからいいというものでもあるまい。
指導会議で他の先生から指摘を受けてはじめて気付くなど、言語道断である。生徒が明確に否定しなかったと弁明したそうだが、自己弁護もいい加減にしろ。明確に意思表示できる人間ばかりではないだろう。ましてや人の行き交う廊下で話しただけと言うではないか。あんたの人間理解は偏狭すぎ、観察は薄っぺら過ぎる。1年間生徒の何を見てきたんだ。全員の名前すら覚えていないのではないか。
ネットでは殺人も同然だという意見も出ている。今のところおじさんもそれに反対する気になれない。この時期、 体調不良ということは、一応責任を感じているのか、それとも〝大人〟の判断で今は矢面に立たない方がいいということなのか。
校長さん、あんたの〝教師指導用資料〟にこの女性担任を、『不注意極まりなく犯罪を犯していない生徒の資料に犯したと書き加え、さらに進路指導の参考にしてはならないのに、自分が誤記した事実を理由に推薦状を書けないと通告し、それに替わる進路指導もせず、当該生徒を自殺に追いやった過去がある。この教師は教師としての資質がなく、今後、この教師が辞職しない場合には厳しい監視が必要であり、担任をさせるなど論外である』と書いておけ。
将来、こんな人間が教頭・校長になるのを防止するため、〝推薦状〟が書かれないようにするのが今のあんたの一番の務めだ。それとも女教師は日教組に入っていて、管理職に就く気は毛頭ないってか?
by 考葦(-.-)y-~~~