少し思い当たる事があるので、集団ストーカーと創価学会の関与のことについて述べてみたい。創価学会が宗教法人であること、元日蓮正宗の信徒団体であったことは明らかな事実である。だが、その宗教法人が何故、陰湿なストーカーまがいの行為を延々繰り返して、宗教とは正反対の人の心身を苛むのか不可解であった。だが、今は被害者の体験談を数多く読む内に確信を得るまでになっている。


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 だが、実はおじさん自身、今思えばあれは集団ストーカーの被害だったのかと思い当たることがある。もちろん自身が被害に遭ったものではない。


 おじさんの後輩、Mが創価学会員だと知ったのは、20年以上も前の事である。ある日の夕方、創価学会の会館の横を通ると、紺のジャンパーを着て赤色の誘導灯を振りながら交通整理をするMの姿があった。何かの大会があったのか、何時になく車が渋滞していたのはこのせいかと思うと同時に、Mが創価学会に入っていたんだと知った軽い驚きのようなものもあった。


 その後、団体で山陰へ日帰り旅行に行ったとき、あるパンフレットを見ていたMがあっと叫んでパンフレットを投げ捨てたことがあった。まるで熱い物か汚い物に触れたときのようだったので、おじさんは驚いて同じパンフレットを手にとって見ると、通常の名所案内で、特に変わった所もない。ただ裏に寺院の写真があり、その脇に仏像の写真が印刷されていた。それ以外に特に信仰の支障となるものは見当たらなかったので、ああ、創価学会は寺の写真を手に取るのも強く禁じているのかと納得したエピソードであった。


 Mは普段話す分には学会臭さは微塵もなく、選挙の際もお願いされた事もない。いたって普通の温厚な人間だった。ちなみにおじさんの周囲の学会員たちは必ず選挙前に投票を依頼に来る。


 さて、何かの集まりがあり、会議終了後の懇親会でMとは楽しく酒を飲んだ。その数日後、Mが死んだという話が飛び込んできた。まさかと思いながら誰に原因を聞いても歯切れが悪く、不審が募るばかりで、たまたまMの親戚の人間と親しくしていたので尋ねてみると、やはり勘弁してくれ話せないという。


 もちろん、そんな折りに強引に話を聞くような不躾な人間ではないので、悪かったもう聞かないと引き下がった。葬儀も内々で済ますから、案内はしないという事も付け加えられ、すっきりしないままその件は落着となった。


 その時、強い信仰をもっていたMが何故、死を選んだのかと聞きたい気持ちであった。誰も自殺だとは言っていないが、交通事故ならそう言うだろうし、心筋梗塞などの突然死だったら隠す必要は無いはずなので、そう解釈して、文頭の疑問になったのである。


 集団ストーカーを知った今のおじさんの推測は、Mは創価学会を退会しようとしていたのではあるまいか。あるいは既に退会していて集団ストーカー被害に遭っていたのではないかというものである。もちろん加害者は学会員である。もと公明党の委員長まで務めた矢野殉也氏すら学会の集団ストーカー被害に遭っていたことが明らかになっている。ただ当時はこの集団ストーカーという言葉がなかったので、事態の説明に言葉を多くを費やし、苦労の跡が窺える。

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 だが、Mはおそらく自分がストーカー加害者になることはなかったであろうと推測する。学会員であることは隠しもしなかったかわりに、選挙の応援要請もなかった。個人と信仰というものを知っていたのだと思う。


 若い頃は、洗脳されたような奇異な振る舞いはあったけれど、成長していくにつれ様々な葛藤があったであろうと想像する。


 集団ストーカー問題と学会の関係は、揣摩憶測(しまおくそく)と批判されるのを承知で、Mの不審死もそうであり、創価学会が関係していると断ずる。ある被害者のブログにこんな話があった。集団ストーカーの被害を受け始めた時期に、聖教新聞の購読と創価学会への入会を勧めに来た訪問者があったという。


 つまり、入会の拒否等が先にあった後のストーカーではなく、ストーカー被害を受け始めてから勧誘の訪問があったというのである。近所に学会員がいることなど聞いたこともないそうで、いかにも唐突な印象を受けたそうだ。


 このケースなど、いかにもマッチポンプのネタとしては最適ではないか。「困っていることはないか、入会されたらそんなことはたちどころに解消する」という訳である。逆に関与を強く示唆するケースである。

続く

by 考葦(-.-)y-~~~