8月12日に中国の天津で発生した大爆発事件から、ほぼ1ヶ月経過しようとしているが、わたくし考葦おじさんの予測通り、肝心のところが何も分からないし、これからも明らかにされることはないだろう。
天津爆発1か月 依然として根強い住民の不安
NHK news web 9月12日 5時57分
https://www.nhk.or.jp/news/html/20150912/k10010230751000.html
中国の天津で160人以上が死亡した大規模な爆発から12日で 1か月となります。中国の国営メディアは11日夜、「現場から危険なものがすべて取り除かれ、何の物質から火が出たのかはほぼ特定できた」と伝え、依然と して根強い住民の不安や不満を和らげたいという思惑があるとみられます。
ちょうど1か月前の先月12日、中国・天津で起きた大規模な爆発では、11日までに165人の死亡が確認され、今も8人が行方不明になっています。
爆発が起きた倉庫には、爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムなどが大量に保管されていたことが分かっていますが、国営の新華社通信は11日夜、「現場から危険なものがすべて取り除かれた」と伝えました。そのうえで、「政府の事故調査チームの関係者が『何の物質から火が出たのかはほぼ特定できた。調査報告書をできるだけ早く公表する』と述べた」と伝えています。
天津では、地元政府が、大気の汚染や水質の悪化はないと強調していますが、健康への不安から子どもを別の地域に避難させる住民も見られます。
また、被害を受けた住宅の買い取り価格が安いとして政府に不満を抱く住民が多く、警察がそうした住民に対し、メディアの取材を受けないよう圧力をかけるケースも出ています。
このため、中国政府としては、安全の確保や原因の究明が進んでいるとアピールすることで、依然として根強い住民の不安や不満を和らげたいという思惑があるとみられます。
爆発が起きた倉庫には、爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムなどが大量に保管されていたことが分かっていますが、国営の新華社通信は11日夜、「現場から危険なものがすべて取り除かれた」と伝えました。そのうえで、「政府の事故調査チームの関係者が『何の物質から火が出たのかはほぼ特定できた。調査報告書をできるだけ早く公表する』と述べた」と伝えています。
天津では、地元政府が、大気の汚染や水質の悪化はないと強調していますが、健康への不安から子どもを別の地域に避難させる住民も見られます。
また、被害を受けた住宅の買い取り価格が安いとして政府に不満を抱く住民が多く、警察がそうした住民に対し、メディアの取材を受けないよう圧力をかけるケースも出ています。
このため、中国政府としては、安全の確保や原因の究明が進んでいるとアピールすることで、依然として根強い住民の不安や不満を和らげたいという思惑があるとみられます。
引用以上
知りうる範囲で記載すれば、事故を起こしたのは『瑞海国際物流』という、天津という巨大な物流発着基地にある倉庫会社である。数年前までは普通の倉庫業を営んでいたらしいが、危険化学物質を扱う許可が異例の速さで認められ、急激に業績を伸ばしていたらしい。
また、瑞海の表の株主はダミーで、実際には有力者とコネのある人物二人の名が判明している。笑うのはあんな国にも安全基準があり、住居と公共交通機関から1㎞以上離れていなければならないという『国家規定?』があったそうだ。しかし、実際は600m程で、完全な規定違反営業であった。ただ今回の爆発の影響は10㎞に及んだと言うから、1㎞離れていてもあまり関係なかったかも知れない。
死者や不明者の正確な数は犠牲になった警官や消防隊員の数だけで、住民はカウントされているのかどうかと疑義を呈する声もあるが、もちろん、そんな声は一顧だにされない。
コネと金を使って規定違反の危険化学物質の保管許可を得て、しかもシアン化ナトリウムは規定では24㌧しか許されない筈なのに、30倍近い量を保管していたというから、支那らしいと言えば言えるが、住民はたまったものではない。
しかし、その住民も9割が政府の代替住居の提案に応じてしまっているというから、人を黙らせる力にかけては自由主義国家の比ではない。こんな国をいい国と思っている連中が反日活動に精を出し、若者を洗脳するマスゴミと揶揄されるメディアだ。
加えて中国国営テレビは爆発後の空気中から『神経ガス』が検出されたと報道をしたが、この動画は直ちに削除され、その件はうやむやとなっている。
ネットでは陰謀論も渦巻いているようだ。何があってもおかしくない国だし、権力闘争=生死を賭けた戦争だから、習近平が江沢民一派に命を狙われているのは当然だろう。今はいまく切り抜けているようだが、何時まで続くやら見物である。
習近平 出典:rapt-neo.com
江沢民 出典:Wikipedia
参照 文藝春秋10月号『天津大爆発 癒着と政治闘争の果て(現地ルポ)』
『中国・天津大規模爆発 爆発による衝撃は10km先にも』(拙ブログ)
『中国・天津大規模爆発 その後は』(拙ブログ)
by 考葦(-.-)y-~~~