2020年東京五輪のエンブレムのデザインで有名になったグラフィックデザイナーの佐野研二郎氏、さっそく盗用疑惑でベルギーのリエージュ・シアターという施設のロゴマークをデザインしたデザイナー、オリビエ・ドビさんからJOC日本オリンピック委員会にエンブレムの使用差し止めを求める文書が届いた模様だ。


 

出典:Art Annual online


 上記のデザインが正式採用されたロゴマークである。では、ドビ氏のデザインはどうか、比較してみよう。

出典:日本経済新聞電子版


 似ていることは似ている。だが、所詮、デザインは幾何学模様やイラストを用いる以上、いずれ誰かが似たようなデザインを発想してしまうことは避けられない。だから、佐野氏は白だと言いたいのだが、いろいろ怪しい噂が聞こえてくる。


 その一つにこんなものがある。


出典:保守速報

 上掲の画像は、2013年11月01日 ~ 2013年11月26日に開催されたヤン・チヒョルト展のポスターである。サブタイトルに【20世紀モダン・タイポグラフィの巨人ヤン・チヒョルト】とある。 


 このセピア色したポスターの中の図柄を見ていただきたい。どこかでご覧になった事はないだろうか。そう2020年五輪のポスターの図柄である。これはTに見えるし、△部分の底辺が直線だし、○も少し離れているから、やはり別物であると考えた貴方には次の画像を見て欲しい。




 上掲画像の左が佐野氏が初めに提出した画像である。次が委員会の意見を踏まえて修正したもの、右が最終的に発表されたものである。


 これは言い訳が聞くまい。おじさんは芸術に疎いので、20世紀の巨匠であられるヤン・チヒョルト氏を存じ上げないが、佐野氏なら知らない筈はないだろう。もし知らなかったとしても、コレを突きつけられたら、選考委員も佐野氏にお引き取り願わざるを得ないだろう。


 冒頭のオリビエ・ドビさんも、ヤン・チヒョルト氏とどちらが先に発表されたかは知らないが、もし自分の方が先だと思うのなら、巨匠にも使用差し止めの裁判を起こすべきだろう。反対なら、どの面下げて他人に使用差し止め請求するか、となるだろう。


 しかし、問題は五輪デザインコンペの期間とヤン・チヒョルト氏の展覧会の開催期間との関係である。コンペはエントリー期間が14年9月12日~10月10日、提出期間が11月4~11日までとなっていた。よってヤン・チヒョルト氏の展覧会へ行ってから、あるいはポスターを見てからでも十分間に合う。


 佐野氏にかけられた疑惑の次の物は、サントリー飲料の点数を集めてトートバッグを貰えるというプレゼント企画に関してである。バッグの表裏(両面)にイラストが書かれており、佐野研二郎氏のデザインであるという。そこまでなら、そうですかで済むところだが、ここにも盗作疑惑が持ち上がり、苦しい言い訳をしてかなりの数を取り下げた模様である。



 佐野氏にはまだまだ疑惑が指摘されている。提起したのは佐野研五郎氏である。名前一字違いの研五郎氏、けっしてふざけた人ではない。疑惑を表明されたときの年齢は68歳、東京に事務所を構えるプロのデザイナーである。詳しくは下記URLでご覧下さい。

『虚構新聞』
「名前盗用された」 佐野研五郎氏、怒りあらわ
http://kyoko-np.net/2015081901.html


 名前や経歴に関しては、ややこじつけの言いがかりにも思えるが、トートバッグのイラストの【BEACH】と書かれた矢印は、ばっちり盗用している証拠が残っている。それらを比較してくださっているサイトを発見した。佐野氏がどういう人物かを知る上で観ておく価値がある。

佐野研二郎氏、東京五輪エンブレムに続き、盗作が次から次へと発覚し謝罪


 微妙な問題であることは承知で結論すると、この佐野研二郎氏は相当怪しい人物と見た。空港の五輪のポスターが貼られている想像写真にしても、元の画像の著作権を無視して勝手に加工して使っている。そういう人物が教授をしている多摩美術大学も生徒が可哀想である。


 これらの審査員と受賞者の関係も〝お手盛り〟の感が拭えないと指摘しているのは、Live for Todayである。

東京五輪エンブレムの選考は出来レースだった!審査員と佐野研二郎氏につながり


 このような怪しげな人物達が枡を分け合う選考など、まるで信用できない。そして新人が採用される可能性を初めから封じてある。それらの疑惑を表明し、自分の作品を発表したのはフリーデザイナーの梅野隆児氏(47)である。見よ、この爽やかさ、今からでも遅くない新たに国民を交え選考し直せ!!



by 考葦(-.-)y-~~~