慰安婦問題にしろ、強制性という俄(にわか)発明の最後の砦に寄りかかり、長年嘘を発信し続けた責任を取ろうとしない新聞、言うまでもなく朝日新聞のことである。朝日を筆頭に反日メディアは何処が自分と違っているのかを考え抜いた結果、一つの結論を得た。
彼らを普通の常識で見ては理解できない。まともな新聞なら、誤報と判明したとたん、誤報により派生した諸問題を解決すべく、直ちに新たな記事を大々的に発 信し〝続け〟なければならない筈だ。しかし、訳の分からないクネクネした文体の検証記事を載せただけで、恥じ入る様子もない。
もし、その誤報が一人の人間に対するものであったら、訂正記事を載せると同時に、記事により失墜した名誉の回復と人権の回復のために、メディアの有する可能な限りの方法を駆使しなければならない筈である。
しかし、失墜した対象が国家であった場合、とたんに冷酷になり、数十年に亘って失墜させてきた責任は取らなくてもよいという考えのようだ。
これらを冷静に観察すると、左翼メディアは日本のために存在するのではなく、日本という国を消滅させるために全力を傾注していると考えた方が良さそうで ある。今の日本の国体が存続するくらいなら、支那の属国になった方がよいと考える立場、一言で言えば、亡国、これが奴らの【絶対正義】である。
思い 此処に至ったときに、混沌と散らばり仕分けが為されていなかった諸問題が、綺麗に整理され棚に収まった。同じ文章を読んでも、おじさんからすればねじ曲がった結論に 到達する朝日記者の論理も、この国を良くするためにという、存在すると思っていた共通項が無かったのである。一色で塗りつぶす訳にはいかないが、ちょっと首を傾げ る論調も、ダブルスタンダードと疑う立場の変遷も、彼らと同じ言葉を使用していないと解れば、忖度の時間が短縮される。
左翼人士たちの長年の努力の成果は実っており、保守政治家の中にも日本を売る連中が多くいるし、国家公務員の中にも先の世界遺産で韓国に裏切られ、出し抜かれたように、外交官としては中学生以下の情勢把握力と交渉能力しかない連中が育って来た。
世界遺産なんてどうでもいいんだよ。どうしてそれが分からないんだろう。根回しがしたいなら、まず日本の登録に賛成しろ、そうしたら百済の何たらも賛成し てやる。そうでなければこの話は無かったことにしよう、と言うだけの交渉である。おじさんが外務大臣だったら、物別れに終わっても、国益があると判断した だろう。それを約束が違うと慌てふためき、南朝鮮にイニシアチブを握られるなど、愚の骨頂である。
確かに現代の政治家は明治の 政治家に比べ、人間の度量も物事に対峙する覚悟の程も、二回りも三回りも小粒になった。命がけの駆け引きが出来ないからである。交渉が決裂すれば自分が腹を切ればい いだけのことだと、腹を括れないから、ニコニコと手を差し伸べられたら、ニコニコと握り替えしてしまうのである。いや、ニコニコしててもいい。もし約束を 違えることがあったら、今後、我が国は貴国を準敵国として位置づけることになりますよ、と言ってやればいいのである。
交渉権を 与えるなら、そのぐらいの権限を与えなければ、腹の据わった交渉など出来はしないだろう。TPP 交渉でニュージーランドの駆け込み提案に怒りを見せた甘利大臣の表情・態度は、所詮呑めなかった話とは言え、すこぶる良かったと思う。今日本の政治家に足 りないのは怒りの顔、憤然とした表情である。願わくばTPPなどこのまま流れてしまった方がいい。あまりにも危険過ぎるからだ。
出典:テレ朝ニュース 動画切り取り
今度、70年談話の根回しか説明を、支那・朝鮮にするそうだが、何故、そんな必要がある? 行っても言われることは想像が付くし、これまで何度煮え湯を飲 まされてきたことか。政治家に必要なのは【正しい歴史】の学習と、【政治家としての覚悟】の決め方である。仲良し倶楽部を作ることではない。
by 考葦(-.-)y-~~~