ネットを散見すると、人気は田母神氏にあり、趨勢は同氏が有利なようである。だからどうとうことはないが、どこかに何かしらの決着の記事がないかと探したけれど、曖昧な形で表面上鎮静化だけしている様子である。
さらに、ネットを渉猟して判明したことは、「田母神としおの会」事務局長が島本順光(しまもとのぶてる)、会計責任者が鈴木新(読み不明)という人物で あることである。よく言われる田母神俊雄氏の先輩というのが島本氏であり、鈴木氏は島本氏が田母神氏に紹介して職を得たと言われている。
水島氏は選挙対策本部長となり、三人体制で都知事選を戦った事になる。考葦おじさんは田母神氏を応援し、零細ブログで取り上げもした。敗戦は残念だったが、横領疑惑が持ち上がった事はもっと残念である。
いずれが正しいかと言えば、横領の事実があると発表しているのだから、田母神氏に監督責任があり、説明責任があることは明白である。 多くの応援者個人の浄財を貰っているのだから、何も事件が起こらなかったとしても、会計報告をするのが筋だが、それは別に政治資金規正法等で規定があるのだろう。
預かった金は田母神氏が何に使おうと勝手だが、多くの人は政治的な活動に使うことを念頭に置いている。会計責任者や事務局長の飲み代までは想定していない。横領し、解雇されたとされている鈴木氏が領収書の貰えない類の金をばらまき、公になったことで詰め腹を切らされたということもよくある話だ。
田母神氏は今後、政治活動や執筆活動を続けるつもりなら、可能な限り使途を明らかにし、汚点を残さない方がいい。金と政治は切っても切れない。選挙に通じているということは、そういう金の動かし方にも精通しているということだ。安心かも知れないが、自身の為にならないと考える。その意味で、島本氏の残留はおじさんには汚点と見える。
田母神氏には絶対に納得出来る話ではないと思うが、自分が体験する事は総て自分が引き寄せているという説があり、オカルティックな話になるが、成功した人はだいたいそういう考えで行動している。其の伝で言うと、島本や鈴木を引き寄せたのも自分の責任である、いうことになる。
選挙は難しいようだが、別に選挙参謀がいなければ勝てないというものでもない。お金を安心して預けられる人をまず選び、会計責任者に据え、事務方の長はゆっくりと探しつつ、捲土重来を期されては如何。
- 斎藤一人天が味方する引き寄せの法則 [ 柴村恵美子 ]
- ¥1,080
- 楽天
by 考葦(-.-)y-~~~