産経応援さんが面白い動画を発見して、紹介されている。


 誇大・捏造・こじつけ・願望・・・・何でもアリで、唯一、事実の裏付けだけがない、お馴染みの韓国の歴史だが、今度は5000年の歴史では物足りなかったのか、7万年の歴史を主張する御仁が現れた模様である。


 7万年前と言えば、確かに数万年前の石器や人骨は出ているから、そこに人が存在していたことは証明されるが、石器や人骨の出土など珍しくも何ともないだろう。


 最近のおじさんの調査によると、遺跡の研究から、5000年の歴史どころか、石器時代以降、一時(たったの5000年間ほど)、半島に人跡が途絶えた時期があったと発表されている。そうか、特に連続している必要はない訳か。


 またミトコンドリアDNAの研究から、地球上にいる全人類が14~20万年くらい前のアフリカの1女性に収斂されるということが推定されている。つまり、人類皆親戚という訳だ。これだけでも互いに相争う理由はかなり薄れると思うのだが、いかがだろう?


 ミトコンドリアDNAの詳しい解説はこちらの拙文を参照。


 朝鮮民族が特に優れていると言いたいのなら、今でも優れた研究がなされている筈だが、自慢のスマホにしても、これはと思う技術はアップルから特許侵害で訴えられていると聞くし、どちらかというと、知的財産については国家ぐるみで敬意を払っていない印象を受けている。


 話は太古に飛び、太古の技術である土器は、日本の方が格段に早く、鉄剣等の武器すら、中国よりも早く精錬し鍛造していたことが明らかになっている。中国など、鋳造の時代だからね。韓国が主張する大陸から文物が日本に伝わったという説は、すべてが正しいとは限らないことが判明した。


 それと仮に、韓半島経由で何か文物がもたらされたとしても、日本は大本の中国へ人材を派遣し、学ばせている。それは何故か。太古の時代から、朝鮮人に学んでも仕方がないという見識があったからだと推測するしかない。あるいは深く学ぶには朝鮮人では足りないと思っていたのではないだろうか。だから、命の危険を冒してまで、隋に俊秀を送ったのだ。


 朝鮮は中国に近いだけに、文物・流行などは早く伝わっただろう。だから、それを日本に伝えた。それには感謝するが、おそらく何かが足りなかった。だから〝いいもの〟――例えば仏教――と判断したら、中国へ足を運んだ。それを自分の方が早かった、感謝しろ、尊敬しろというのは、まるで宅配の兄ちゃんが、自分が運んでやったのだから、尊敬せよ言っているのと同じように聞こえるのだが、如何?


 日韓双方にある前方後円墳にしても、韓国にもあるから、韓国が先だと言いたいようだが、炭素14の年代分析によると、4、5百年日本が早く、埋葬品などから、日本から半島へ持ち込まれたことが明らかとなり、あとで伝わった文物である青銅製の武器・器などは、使い物にならないので、日本では祭祀のようなものに使われるようになったと考えられている。鉄剣のある国に、竹槍や棍棒が伝わっても、文明に変化が起きないのと同じ理屈である。


 今おじさんは、虚しさを感じている。空想話を事実の裏付けを基に反論する滑稽さに気づいてしまったからである。と言うより、初めから気付いているのだが……。韓国にも『三国史記』(1145年)という立派?な正史があるのにも拘わらず、何故か国が隠して国民に教えていないようだ。




 しかし、それもこれも、ここのところ長浜浩明氏の古代3部作を読んだお陰であり、理論武装していなければ、息をするように嘘をつく人間に反論できないところだった。


 主張すればするほど、自壊が進む韓国、先進国と口では言いたいのだが、セウォル号沈没事件のように、法を無視して勝手に改造し、数倍もの荷を積載した挙句、急旋回を繰り返して沈没させ、クルーが乗客の救出より自分たちが逃げる方を優先するお国柄である。先進国が必ずしも高い精神性を持っているとは限らないが、韓国の責任ある立場にある人は、先進国では通常有している、あるいは有しているように振る舞う高い精神性からは、残念ながら程遠い段階にあるとお見受けする。


 見てくれが重要な国民性、中身は手抜き、手抜きでも構わない国民性。百貨店のビルの床が抜け、下敷きになり、橋が落ちるなど、普通の国では考えられない。


 聞くところによると、ノーベル賞を取るためのプロジェクトなるものがあるらしいが、サッカーやその他のスポーツの審判の買収や供応とは訳が違うと、世界の人々は知っている。今から何百年かかるかるか分からないが、技術というものに敬意を払い、技術者・研究者を尊敬するという当然の事を行うのが先決だとアドバイスさせていただく。それとも、またぞろ北朝鮮の金正恩と会談でも開きますか? まあ、もうドジョウはいないだろうが……。


 また、一族には大部の族譜なるものがあるそうだが、国の調べであるときは一定の比率だった出身身分が、次の調査の時には、両班が突出して増え、両班と次の階級で100%近かったというお笑いの調査結果が出たそうだ。だが、家にそんな族譜が何冊あっても自慢できないよね。


 今『在日・強制連行の神話』(鄭大均著)が届いた。次はこちらを読了の上、書かせていただく。