武田邦彦氏を知らない人は少ないのではないかと思われるが、おじさんが最初に見たのは、明石家さんまが専門家の説を聞く番組、今の『ほんまでっかTV』の前身と思しきその番組で、ダイオキシンなんか何も恐くないと発言したときである。番組名は失念したが、観客かゲストが驚いたらボタンを押して、専門家それぞれの前に置いてある木にとまった豚のおもちゃが、上に登っていくシステムだったと記憶している。感心(驚愕)の度合と登る高さが比例する訳だね。


 ちょうどその頃、ゴミ焼却炉の敷地でダイオキシンが検出されたといって、土壌の入れ替え工事をしているニュース映像が流れているような時期だったので、このおじさん、そんな事をテレビで言って大丈夫なの? と、心配になったくらいだ。


 考葦おじさんは早速、本屋へ行き武田邦彦氏の著書を捜してみたが、見つからなかった。そのあと、抜け目のない出版社が書かせたのだろう。半年ほどして捜したら、もう4、5冊出版されていた。


 結局、実態は武田氏の言うとおり、学術的に確定していない説を、マスコミがセンセーショナルに書き散らしただけだった。その証拠にそれからすぐにダイオキシン騒動は止んだ。


 詳しくは氏のHPで
 ⇒ http://takedanet.com/2008/09/post_bf59.html


 その武田先生が日本の反日的日本人について述べている。ちょっと時間が長いが、おじさんよりやさしく反日的日本人というものを捉えている。理科系の科学者でこれほどまともな見解をお持ちの方にお目にかかったことがなかったので、とても新鮮だった。