産経応援さんが『進駐軍のまさかの罠が効いてきている』と題して、戦後の進駐軍の採った農地解放その他の施策が今、効いてきているとの見解を発表されている。
進駐軍の目的は大日本帝国の弱体化であった。国を外国に開いたばかりの小国島国の有色人種が、清に勝ち、ロシアに勝ち、あの手この手の足枷をものともせず、大東亜戦争に引きずりこんだアメリカを相当追い込んだ。その強さの秘密を分析するとともに、二度と白人に敵対することがないよう、弱体化せよとの命題をもってマッカーサー元帥は日本に降り立った。
コーンパイブを燻らすマカーサー元帥(1945) Wikipediaより
彼は大日本帝国憲法を廃し、戦争を出来なくするとともに、改正をほぼ不可能にした憲法を新たに採択せよと仰せになった。進駐軍が引き上げたあとは、直ちに憲法を改正――事実上の破棄――して、創り替えるのだと、右も左もこぞって考えていた。
ところが、すぐに朝鮮戦争が勃発し、戦時景気に沸いたため、経済の立て直しが先決と憲法改正を後回しにした。そのツケがいま我々を蝕んでいるのである。
マッカーサーは後に、地政学的に日本の見立ては正しかったという趣旨の発言をしている。共産化の大きな波が襲ってこようとしているのに、支那は惰眠を貪っているばかりだし、その属国の朝鮮は事大主義で現実を見ようとしない。やむを得ず日清・日露と戦争を重ね、世界の主要国の地位を得た。
いま韓国が第2次世界大戦の戦勝国であるかのように振舞っているが、まったく事実と異なるのは皆さんご承知の通りであり、しきりに聞こえてくる支那より多い噴飯物の韓国5000年の歴史を仮に事実だと認めたとしても、ほとんど属国であったなら、大して自慢できる歴史とも思えない。
また最初のテーマからズレつつあるが、韓国に対しては、某国のイージス氏が唱えている非韓三原則を念頭に対処していけばいいと考える。
事実は何よりも強い。左傾連中の宣伝や韓国の夢想の歴史も、いずれ嘘だと明るみに出るだろう。いままでおじさんを始め、普通の日本国民は言わなすぎた。これからは正しい歴史を主張しよう。そのためには自ら求めて我が国の歴史、それも近現代史を学ばなければならない。
捏造された歴史観を主張する者に、的確に反論できるようになればいいのだから、正しい歴史とやらの主張を見て、同じことをネットで検索する。するとたちどころに、真実の歴史が出てくるだろう。その方法が面倒なら、いきなり『産経応援』さんや、『本当の日本の歴史を伝える会』さん、『なでしこりん』さんのブログで学べばいい。
いまおじさんが気にかかるのは、皇統問題である。女性天皇はまだしも、女系天皇を認めよという説が多数を占めつつある。産経応援さんが指摘されているように、これも進駐軍が宮家を廃絶し天皇家を途絶えさせようとした成果の現れなのである。