在日韓国人は強制連行された朝鮮人の末裔だと、まことしやかに言われ、それを信じている日本人も多い。


 まあ、次から次へと嘘をでっち上げる民族だから、全て逆に解釈せよと言いたくなるが、なでしこりん氏が標記の〝帰国要請〟を在日韓国人に出していたことを記事にしておられるので、紹介しておこう。時期は日韓基本条約締結の半年ほど前である。


 同氏のブログからをURLを辿り全文掲載する。

[文書名] 日韓条約批准書交換に関する朴正煕韓国大統領談話
  http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPKR/19651218.S1J.html


親愛なる在日僑胞(キョッポ)の皆さん!


 私は,日本の空の下で韓国同胞たちが再び分裂して相剋することなく,暖い同胞愛の紐帯の中で互いに和睦して親近となり,また幸福な生活を営なむことを希望してやみません。

 これとともに私は,これまで「分別なく故国をすてて日本に密入国」しようとして抑留され祖国のあるべき国民になれなかった同胞に対しても,この機会に新しい韓国民として前非を問わないことをあわせて明らかにしておこうと思います。

 再びこうした分別のない同胞がいなくなることを希望しながら,今日からわれわれは新しい気持と新しい心構えで,栄えあるわが祖国を建設する働き手とならんことを,訴えてやみません。

                         1965年12月18日   大統領 朴正煕




 日本には韓国の歴史プロパガンダ外交に毒されて、主張の幾分かは真実があるのではないかと思い込んでいる人が、おじさんが想像するより多そうだ。それでなくとも、敗戦で押しつけられた日本を骨抜きにするための憲法を後生大事に護りたいという人々が居て、加えて、おそらくかなり重なる部分があると思うが、社会主義・共産主義という思想を背景にした反日的日本人の連中もしぶとく生き残っている。



 ついこの間も、吉田清治の嘘書籍を読んだ若者が居て、ここまで強制連行した事実があるのに何故、はっきりと罪を認め謝罪しないのか、と書いているブログがあった。リベラルや左翼の連中は、真実かどうかなどどうでもいいのだ。彼らの描く社会にするためなら、方法は問わないと言っている。つまり、その最強の手段が暴力革命だが、それすら良しとしているのだから、小さな宣伝戦で嘘があろうが嘘の証拠を捏造しようが何の問題もない。



 吉田も共産党員だったから、そういう思想的活動の一環として強制連行があったかのような捏造の書籍を上梓し、それを受けた朝日・毎日・共同通信などの左翼仲間が騒ぎ、韓国にご注進に及んだかどうかは知らないが、当の韓国が大きな声で全世界に発信した問題が『慰安婦問題』なのだ。



 戦争に慰安婦を連れて行くなんて、言語道断だと思われる人もあるだろうが、彼女たちは危険を承知で行ったのだ。軍は彼女たちを可能な限り護るけれど、護りきれずに軍と全滅の運命を共にするケースもあるかも知れない。そういう事を含みプロとして彼女たちは従軍したのである。



 売春というのは、最も古い職業であると誰かが言っていた。そこに悲惨な運命を見る人もいるかも知れないが、危険だが高給な点を魅力に感じている人もあったであろう。人それぞれであり、後世の者が奴隷的であったとか、自由がなかったとか批判するのはピント外れである。



 これをビジネスという視点から見ると、商人と商品、そして客があって、店舗を軍隊の近くに出したに過ぎない。客である軍隊が動けば、商店も商品ごと動く。問題にされているのは、軍が強制して商品の仕入れに荷担したかどうかという点である。



 きっと強制があったと先読みして、軍に強制された慰安婦と宣伝したものの、すぐに見つかると思っていた証拠がいくら探しても見つからない。そこで編み出したのが、自分がやったという人間に語らせるという手法である。謀略というほどの手法でもないが、朝日は本田勝一の時から〝手慣れた〟手法である。



 福島瑞穂という代議士がそれに関わっていて、どうやら首謀者はこいつだという人もいるが、おじさんはまだ確信を得ていないので、疑わしいとだけ言っておこう。後日、また投稿する時が来るだろう。



 32年間吉田清治の偽言が一人歩きして日本を貶め続けている。ようやく朝日新聞がこの吉田の偽言だけを認めたが、慰安婦については訂正する必要がないと朝日の社長が言ったそうな。



 慰安婦を連れて行かなかったなどと何時、誰が反論した? 新聞社の社長ともあろう者が、問題をすり替えすり替えついに慰安婦を連れて行ったかどうかという所まで後退して、恬として恥じない、まさにこの社長ありてこの記者ありという感じだね。



 これを普通の感性で見てはいけない。まず日本を貶める事が先決、吉田は十分役目を果たしたと思っていることだろう。日本にプラスかマイナスか常にそういう視点で見てご覧なさい。朝日が反対しているものはすべて日本がプラスになることばかりである。手近な問題だと、自衛権の問題だ。朝日が連日何と言っていたか読むといい。日本が滅亡することよりも近隣の意向を大切にせよと言っているに等しい。



 それに、忘れてはならないのが、売春は違法ではなく、戦地の婦女子への強姦や虐殺や放火を抑えられるという利点である。今、問題になっているのはむしろ、ペトナム戦争時の韓国兵の強姦と殺戮・放火だ。その結果が混血児という動かぬ証拠となっていま韓国を襲っているのだ。



 妙な左翼かぶれではない諸君、韓国の主張に1部でも理があると思ってはならない。徹底的に反論し、完膚無きまでに勝利するのだ。恩情を掛け少しでも手を緩めると、またぞろ何かを言い出す国民だから。
 

 
 何十年か前に、『諸君!』だったか『正論』だったか定かではないが、吉田の捏造書を一々検証した論文が載った事がある。時間がある方はバックナンバーを調べると出てくるだろう。



 おや、つい筆が慰安婦問題に向いてしまった。



 さて、この朴発言で、もう在日の言い訳は聞く必要はないだろう。ましてや外国人参政権の是非を問う必要など寸毫もないことが分かるだろう。仮に強制連行されているのなら、こんな千載一遇のチャンスに何故、帰国しなかったのかを問わなければならない。日本国は彼らの日本への帰化を拒否していたのではないのだから、日本にいて韓国籍、朝鮮籍という居心地がいい立場を棄てられなかったと断定していいだろう。政治家になりたきゃ日本人になれと言えばいい。本当は反日教育を受けた在日になって欲しくないが。



 全文を読むと、驚いたことに、わざわざ日本に密入国していた人々にも寛大な態度をお取りになっている。しかし、そんな労働者を強制連行するような日本国に何故、わざわざ密入国をしようとしたのでしょう。単に〝分別〟がなかったからだけですか?