今の若者は知らないが、おじさん達の青年時代は、保守というと何か時代遅れの服を着ているような恥ずかしさがあった時代だ。勿論、おじさんにはそんなものは無いよ。


 何度も書いているように、おじさんは社会主義だ共産主義だという話は精神が受け付けないので、大して深く勉強もせずに来た訳だが、だからといって、もっと深く極めていれば良さが解ったのではないかとは思わない。


 初めの一歩から、誤りだと瞬時に思っているのだから、いくら何を読もうと変わりようがないのである。


 おじさんは前世でよほど束縛された人生を送ったのだろう。精神の自由を求めることにかけては尋常ではなかった。


 今、振り返って保守と革新のそれぞれの陣営を眺めると、保守陣営にいながら革新と心情的に同じという昔の自民党大物政治家達が消え、革新という名の極めて保守的な野党の中の人々も、まるで精彩を欠き、朝日新聞などの左傾メディアが奏でる狂想曲とでも言うしかない反自衛権キャンペーンも、支持者が少なすぎるのと、説得力のなさから、自分たちの声の大きさほど盛り上がらない。


 声の大きさと比例しないという問題は20年以上前から起きていて、朝日を読む人が共産主義や社会主義信奉者なら、もっと政界勢力図も違っているはずなのに、今の現状は見ての通りである。


 そうすると、朝日の読者の中に多くの自民党支持者がいると見なければならないだろう。あれほど社説に書き、読者投稿欄を利用し、朝日が思う権威に朝日の主張に添う意見を述べさせ、来る日も来る日も反対反対と叫べども、読者は踊らない。


 こう埒があかないのでは、またまた韓国にでもご注進して圧力をかけるしかないと思っていた矢先に、注進するまでもなく韓国と中国様が非難を浴びせてくださった。


 これを阿吽の呼吸という。


 なんども練習をしておられるので、撃てば響くを通り超えて、打たずとも響く域に達しておられる。なんとも見事なご関係である。次は朝日が外国の発表を引きながら、主張すれば済む。


 朝日は慰安婦問題で一部誤報を認めたが、東電の吉田所長の調書に絡み、またいかにも朝日らしい誤報をしていらっしゃる。


 この際、こちらも徹底的にやらなければならないだろう。これについてはこのブログで過去に取り上げている。


 朝日の記者のようなタイプを確証バイアスがかかっているという。また予断を持つともいう。どうせ東電、原発事故、恐怖、全員逃走したい筈だぐらいの認識で読んだのだろう。


Wikipediaより
 確証バイアス(かくしょうバイアス英: Confirmation bias)とは社会心理学における用語で、個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象である。
  例: グループに一人だけ女性がいた場合(他は全員男性)、その女性が様々な行動を示していたにもかかわらず、女性への固定観念に合致する行動が特に認識されやすく「やはり女性は○○である」という結論に導かれる。

この投稿は2014-08-04に書き始めたものである。